由仁町に暮らし始めて 早いものです。
今週末で15年。

ガラス工房を立ち上げるまでのお話は長くなるのでね。またこんどいたしますね。

工房を1年かかって作り 2011年秋まで約12年 ガラス作家として活動してきました。
その後妊娠、出産、育児のためと 現在まで活動をお休みさせていただいております。


ここ1年ほど いろいろな方に 「いつからお仕事に復帰するの?」
という問いかけをいただきます。

吹きたい気持ちは山々なのであります。
しかし、吹きガラスの工房運営は片手間では出来ないお仕事なのです。

一旦窯に火が入ると私の場合3~4か月24時間火を消すことはありません。
窯の温度は仕事をしていない時でも1200度ほど。
近所に買い物に行く程度の時間離れることは出来ても、基本は付きっきり。
毎朝仕事を始める1時間程前に1300度くらいまで窯の温度を上げ、
吹き始めたら 6~8時間はガラスを吹きます。
途中昼食で少しの時間窯を離れる時も、ほんの少し温度を下げる程度で
再開すればまた高温で仕事をします。
仕事が終わると、焼き戻しの窯の方は1~2時間かかって徐々に温度を下げ(これが手動)
寝る前に火を消すといったスケジュールです。
ガラスが溶けている窯の方はつけっぱなしです。

窯の温度管理は大変重要です。
温度が高すぎても低すぎてもガラスの生地の状態は変化してしまいます。
窯が最良の状態を保ちつつ、
しかも、自分のメンタル面も平常心でないと
集中していい作品を生み出すことができないのです。 
未熟者なのですよ わたし。
おはずかし。

まだまだ幼い我が家のちびさん。
日中面倒を見てくださる保育園のようなところに預けたとしても、
体調の変化や怪我などで呼び出される年齢です。

呼び出されても、窯の火はストーブのように消して出かけることはできません。
終了するにもある程度の時間が必要ですし
何よりも1300度もある設備を 場合によっては病院に行くからと
何時間も放置する  そんなことは出来ないのが現実です。

それに きっと 自分の仕事が中断されることや、
チビさんの様子が気になって仕事に集中できないことを
無意識にチビさんのせいにしてしましそう。


それはどうしても嫌だったので、思い切って2~3年お休みすることにしたのです。


そんな時ふと、自分の作品用に自宅にしつらえていた小さなギャラリーのことを思い出しました。

お休みの間、この空間を自分の作品用ではなく、
いろいろな作家さんの作品を紹介のできるギャラリーとしてやってみようかな。。。
 
お付き合いのあった“ギャラリー”のお仕事には もともと興味があったし
ギャラリーさん側の気持ちも知ることができるだろう。。。

それに 残っている自分の作品を展示しつつも
12年間活動してきた間に知り合ったたくさんの作家さんの作品や
自分が使ってみて使いやすかったり気に入った雑貨、
道内でひっそり頑張っている作家さん達の作品などを
小さくても気に入った空間で 丁寧に紹介したいな。。。


そんな気持ちから少しづつ準備をし
2013年9月から Gallery teto² をはじめましたとさ。


ギャラリーことはじめ も長くなりましたね。笑

お付き合いありがとうございました。
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なぜ ギャラリーの名前が teto²(テトテト)なのかは 訪ねて来てくださった方にだけこっそりお教えしますわね。うふふ。