子育ては親育て とはよく言いますが
自分の人間としての未熟さに 悲しくなることばかりです
チビさんはどんなに小さくとも“一人の人”
他人を尊重できない自分に気づかされます
神経質で几帳面すぎる性格は
続けてきた仕事の中では 多少役には立ったけれども
子育てにはいらないもの
せっかちな性格は
ガラスを吹くには向いているけれど
チビさんのリズムに合わせたり
待ってあげられない自分が情けない
イラッとした時に自分の感情をコントロールできなくなって
つい 大きな声を出したり
他のものにあたってしまったり・・・
どうしてもっとおおらかに
ど~んと構えてあげられないのだろう
おおらかで なんでも楽しめる たのしい人 になってほしいのに。。。
言葉だけじゃダメ だよね
いちばんそばにいる私がそうやって接してあげなきゃいけないのに。。。。。。
ブログでは「・・・ですわよ」なんて丁寧な言葉遣いしてみたりして
ゆったりおっとりした人をめざしているくせに
かたちだけ
ふか~く 反省
でも まだ 眠れない
すこし前に義理の妹が送ってくれた絵本
外国で詠み人知らずで出回っていたこの詩を
伊藤比呂美さんが訳し
下田昌克氏の素敵な挿絵が添えられている
育児中 家事をおろそかにして周りからなんて言われるだろうか…
「今日1日何をしていたの…?」って。
そんな母親が
「でも 私は 今日 この子のために~をしたあげていたのだ」 そう歌った詩
私はこの絵本をもらった時 逆説的に胸を突かれてしまった
家事は一生懸命やりながら 自分の仕事も何とかやりながら
でも
「あれ? 私はこの絵本の母親のようにはチビさんのために
今日1日をを過ごせてないじゃない。。。。。」 と
今晩またこの本を読んで
あしたからはもっとチビさんのために“今日”をすごそう
そう思う
そして あとがきにあったこの言葉
伊藤さんが子育てをしていた時 あんまり性格がきまじめの几帳面だったため
考えつめすぎて絶対つまづくだろうと思って作りだした呪文
「ずぼら がさつ ぐうたら」
口に出して唱えていたそう
その呪文は育児だけでなくその後直面した
育児以外のいろんな人生のいろんな危機にも局面にも 本当に役に立ったそう
「ずぼら がさつ ぐうたら」
今晩はこの言葉をおまじないに眠ります
本日は
わたくしごとの愚痴にお付き合いさせてしまいましたね
かたじけない
でもね この本出産祝いなんかにお薦めですわよ(特に初産の方へ)
おやすみなさい