由仁町 工房ワタリガラス 日々のあれこれ   

北海道由仁町にあるガラス工房と小さなギャラリー                                                       日々の暮らしの中でささやかだけど幸せをくれる                                                         丁寧に作られたクラフト作品や・アートを                                                              作家の手からあなたの手へ                                                              

April 2015

こちらは日々の雑多ブログです
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“忘れる”ということ

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皆様こんばんは


なかなか開店準備がはかどらない今日この頃です
準備出来るのは今日を入れて後3日しかないというのに・・・


先日も同じ年頃の子どもを持つ親同士で話していて
「自分が1日のうちにやろうと思っていることの2割できればいい方だよね~。。。ため息」


そうなのです
昨年のペースで仕事のスケジュール組んでも
チビさんの邪魔するパワーがアップしていて
2割どころか まったく進みません


私がやることすべてに興味があるので
ついて回るし(と―さんが家にいても)
手伝いたがるので 什器の棚づくりなどの大工仕事は危なくて仕方ありません 




特にチビさん 只今“魔の”と言われるお年頃まっ最中  
1日中 朝から晩まで 母に叱られることをしでかしてくれます

そのたびに かなりこっぴどく怒られ 
一瞬 本当に一瞬だけ しょんぼりしたり泣きべそをかきますが
その直後 もう笑って別のいたずらを始めたり 歌ってご飯を食べてたりします

その“へこたれなさ”は ものすごいものです

2~3歳は記憶する能力も未熟で 
怒られたことを記憶するよりも 他への興味のほうが勝るため
「はいっ!次」と前に進めるのです


これが 
成長とともに 少しづつ 記憶する能力が付いてくると
自分がしたこと と 怒られたこと が関連付けられて 
失敗したことや怒られたことを脳が記憶するようになり
反省→失敗しないようにしようと試みる→うまくできるようになる となっていくわけです



この記憶力による反省があるから 人は成長するのでしょうが 
時としてこの反省が自分の足かせになることもあるのでやっかいです

自分を卑下したり “怒られた”このことばかりにフォーカスしてしまうと
次へ進むのではなく 萎縮してその場に留まる あるいは後退すらしてしまう・・・

大人になっても 逆にこのあたりがうまくできずに
へこたれて 悩んでしまうことがある気がします








もう20年前に読んだ本なのですが(発表は1978年)
この本の中での 著者とベトナム人の奥さんとのやりとりが強烈に私の記憶に残っています

正しい文章は記憶にないのですが 
確か著者が「あれだけ悲惨な内戦を経験した君らベトナム人が
今ここまで復興 繁栄できているのはなぜなのか?」と問うと 
ベトナム人の奥さんが「嫌なことは すぐ忘れるから」と答えるのです
(*正確には著者がそう分析したのだったかも)



“忘れる”

これって結構大事な能力なのね・・・と思うのです

上手くいかない事 嫌な事 悲しい事を
上手に忘れる能力
言いかえれば 負の感情を抱きしめちゃってる自分を手放せる能力

磨いていけたらと。。。





これから脳の筋力が衰えていくと ほっといてもいろんな事忘れていくんですがね。。。笑

いいことは覚えておけて 嫌な事だけ忘れられると 幸せなんだろうな




それにしても へこたれない チビさん
怒られても怒られてもまた同じことしてるし・・・・・怒る方が疲れます  トホホ 笑 

でも この“へこたれなさ”は なくさず成長してほしいもんです 
 

 

あ~あ でも 開店準備が進んでないことは忘れてられない!

ブログ書いて息抜きしたし さ~今晩も チビさんの寝てる間に あと一仕事しま~す

皆様はお休みなさいませ~♪



ご紹介の本
とっても読みやすくって 笑いあり涙あり 
古い本ではありますがお勧めです♪ 
機会があったらぜひ 一読を!




































































































































猛烈準備中 2015

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みなさまこんにちは

春が足踏み 
部屋の中なら日差しは春~❀なんですが
庭に出て ギャラリーの什器づくりで木材を切ったりやすったり ペンキをペタペタ
まだまだ ぶるるっ と震えながらの仕事になり なかなか進みません

体が冷えてしまったせいか 
ここ2年ほど かならず この時期やってきた ぎっくり腰が再発の予感

昨年も たしか春先 からだの要(かなめ)というタイトルで 同じ事書いてました
進歩の無さに呆れます


2015_0410_103603-DSC_1893


ギャラリーのフライヤー(名刺サイズ)も
今年はちょっと進歩して印刷して作りましたよ



ケナフ紙を使用しました



裏面に押す ギャラリーのロゴハンコは
昨年作った間違いのあるハンコを
なんとかごまかして今年も使います 笑
(昔の記事読んだことない方はどこが間違いだったか
わかりますか~笑  わかるか)






オープンまであと1週間ちょい

間に合うのかな~。。。腰をいたわりつつ 猛烈に準備がんばります

作家さん方の新しい作品や企画展の作家さんの作品も どしどし届いております
この場を借りて作家の皆様にお礼申し上げます

大切な作品お預かりいたしますね~
しっかりご紹介できるようがんばります






準備が進んでいないのと腰が痛いのでちょっぴりブルーになってたら
横でチビさんが お丸でおしっこし終えて パンツ履いたと思ったら
「かーさん ○ンチン出てる~♪」とよこ○ン状態で嬉しそうに踊りだしました 笑

力が抜ける・・・・・


アホな息子です

風邪ひくなよ



















ブーフーウ― のブ―の家

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3日の夜 こちらはものすごい風でした

ちょうどつれあいが夜遅くまで外出していて チビさんと二人で留守番

ゴーゴーという物凄い風の音と 時たま家が揺れたり 窓ガラスがカタカタ鳴り
「おうち 飛んでっちゃうかもね」
「と―さん飛ばされちゃって帰って来れないんじゃないかしら…」と
不安になりながら 真っ暗な庭を眺めては 二人で少々おびえて過ごしました

2015_0406_133155-DSC_1882

少し前に子育て支援センターの広場で先生が読んでくれたのが
「ブーフーウ―3匹の子豚」


絵本が大好きなチビさん
ちゃんと内容を思えていて
「最初のブタさんのおうちみたいに うちも飛ばされちゃうね」


「それは困るな~笑」と返していた のんきなわたくし



2015_0406_133502-DSC_1885
一昨日 気づいたら 屋根の一部が飛ばされてました!
チビさんの言うとおり ブーフーウーのブーの家だわこりゃ
とほほ



この家に暮らして16年 
大家さんは「家の修理などは自分でやってね♪」ということで 格安の家賃で借してくださり
最低限住める環境であればいいか。。。と
家の傷みも気にしてこなかった私達夫婦

16年の付けがそろそろ出始めました。。。とほほ



今年は「オンボロ我が家」なんて暢気に言ってないで
いろいろ修理の年になりそうです

まぁ お店やっているんだし 少しはきれいにしないとね
外観だけ見て帰っちゃったお客様もいるようだし。。。笑

前回記事の「BOLO展」の青森の人々の物を大事にする心を思い出して
がんばるぞ~!


おっと 先ずはオープンに向け全然進んでいない準備 がんばりますか 笑






 

2015 春のプチ旅日記  part 2 -浅草 BORO展-

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いよいよ新学期
チビさんと親しい同級生や1才上のお友達が 一足早く保育園や幼稚園に入っちゃったので 
ちょいとさみしい新学期

皆さん入園おめでとう
これまで一緒に遊んでくれてありがとう
もう わくわく広場では一緒には遊べないけれど teto² に遊びに来てね~
待ってるよ~!





さて 東京プチ旅日記 の part 2です


前回記事の東武博物館の帰り 
実は今回東京へ行ったらぜひ行きたかった場所の一つへ
眠くなるチビさんをひっぱりながら 浅草で下車

駅から徒歩で10分ほど AMUSU MUSEUM という美術館へ



以前友人のウエブサイトで紹介されていた日本の布文化の展示を観に行きました


布文化といっても 美しい織物・染物などではありません

タイトルは         
『布の絵画BORO ~美しいぼろ布展~』
2015_0319_140319-DSC_1819

青森出身の民俗学者  田中忠三郎氏(2013年没)コレクションを集め展示したものです 


かつて 今よりずっと 物を大事に扱ってきた時代 
寒さ厳しい青森を中心とする東北の農村の人々が
布をどれほど大事に思い 扱ってきたかを
残されたボロボロの無言の布たちが 見る人にものすごい迫力で語りかけてくる展示でした



BlogPaint
今では信じられないことですが 
昔は一家の女性たちが
家族の衣類や布団などをすべて自ら作り管理し
同じ着物を何世代にも渡り着るのが当たり前でした




2015_0319_142854-DSC_1831
当時は 寒さが厳しくとも暖房などなく 
女性たちは家族の命を守るため
着古して薄くなった布や 
寒い土地でも栽培可能だった麻等の
目の荒い布を何枚も重ね 刺し子を施し補強し
綻びにはツギを当て 
それでも使えなくなると細く裂いて 
再び新しい布を織ったそう



貧しさとの戦いであったろう農村の人々は
「布を切るのは肉を切るのと同じ」「小豆の粒を包める大きさがある布は捨てるな」
代々このような教えを伝え
布を命のように大事なものだと考えていたのです



BlogPaint                                                     お産の時には 
何世代にもわたる着古された着物や布地を
丹念に重ねて縫われた布団のような布(ボド)により
生まれてくる子供を包んだそう



そこでは 布は 単なる身につけるだけのものではなく
食べ物と同じように(時としてそれ以上に)大事な生活必需品であり
財産であり 代々の血のつながりを感じさせる存在であり
また「家族の絆があなたを守ってくれますように」といった
貧しい暮らしの中で 子供が健やかに育つのは大変であった時代
「無事に育ってほしい」と願う切実な親の思いも込められたお守りのような存在であったのです



2015_0319_142544-DSC_1828
そして驚くべきは そのツギ当ての色の合わせ方や
刺し子の技術の高さやセンスの良さ

農婦たちが 小さな布切れを 
どう重ねればいいのかをデザインし
縫い合わせ1枚となった ボロ布(BORO)は
現代美術で言えば 
質の高いコラージュ作品と言えるほど
美しく かっこいい!

今やこの美しさは
世界のファッション界でも認められていて
「BORO」という言葉が通じるそうです

う~っむ 納得




衣服の2015_0319_141011-DSC_1820補強のために施された刺繍(刺し子=津軽地方の刺し子の事をこぎん刺しという)の模様(モドコ)の美しさは圧巻でした

貧しくとも 農婦たちは 心が荒むのではなく
おしゃれ心を忘れず 技術やセンスを磨きあげ
今では津軽の和裁文化「こぎん刺し」として
多くの人に楽しまれるほどに

電気などなかった時代です 
ミシンはもちろんありません 明かりだってろうそくとかでしょう…
農作業や家事を終え 疲れた体で農婦たちは 暗い手元で 家族のためにこんなに細かい 繕いものをしたんだろうと思います






2015_0319_141115-DSC_1822これまでGallery teto² でお付き合いがあった
こぎん刺し作家さんの作品を通じて
「こぎん刺し」については多少知識があったものの
実際どのようにその技法が生まれ 
暮らしの中に溶け込んでいたのかを見知ることがなく

2015_0319_141136-DSC_1823




                                                                              
              この細かい刺子 拡大してご覧になって!


友人のサイトでこの展示会を紹介していたのを見た時
当時の「こぎん刺しが施された衣服」の実物が見られる!
そう思い飛んで来て 本当によかった







その文化が育まれた背景を
ほんの少しでもこうして見て(なんと写真撮影オッケー) 
しかも全作品手で触れてよい!!! ので触れて
当時の人々の つつましやかで でも力強く 
そして美しい“用の美”をたたえた生活を身近に感じられて
大満足の展示でした



友人も書いておりましたが 
このコレクションは田中氏の長きにわたる地道な苦労がなければ存在しなかったであろうし
またそのコレクションの重要性や美しさと言った価値に気づき
このような美術館を作り上げたアミューズさんが存在しなかったら見ることができない展示でした

このお二方(片方は会社ですが・・・)に私も心から感謝です



そしてつくづく自分の暮らしの中で 布を大事にしていないな。。と心から反省
靴下は穴があいたら 繕うことなく 掃除などで使う程度で捨てていました

安く買えるから…ではなく
もっと根幹のところで
自分の暮らしを見直さないといけないな~。。。

見どころ充分の展示だっただけでなく 
重たいものをしっかり受け取った そんな美術展でした



東京の方はぜひ
遠方の方も 東京に行かれる際は 浅草浅草寺の近くなので観光を兼ねて♪



あ、急な階段で2~4階まで上がるので お年寄りや小さなお子さん連れは厳しいかも

そうです 眠くなり かなりぐずるチビさんに付き合ってもらっちゃったので
階段も抱えて昇り降り お菓子でごまかしながら の観覧

もう少しゆっくり見たかったのが本音です 笑

でも付き合ってくれてありがとう チビさん













プロフィール

工房ワタリガラス

北海道の由仁町という町でガラス作家をやっております。冬はガラス屋さん 春から秋まで小さなクラフト&アートのギャラリー(テトテト)の店主をやっております。        
息子(テトさん・ニックネーム)の子育て落ち着くまで こんなペースでお仕事変わります。日々の暮らしのあれやこれ 自分の作品や工房の事、Gallery teto² の裏話等々綴っております。
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