由仁町 工房ワタリガラス 日々のあれこれ   

北海道由仁町にあるガラス工房と小さなギャラリー                                                       日々の暮らしの中でささやかだけど幸せをくれる                                                         丁寧に作られたクラフト作品や・アートを                                                              作家の手からあなたの手へ                                                              

September 2015

こちらは日々の雑多ブログです
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http://gallerytetoteto.blogspot.jp/

手作りですが・・・

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先日のシルバーウィークは teto² 初の5日間連続営業

チビ店員さんのおだちっぷりはどうなる事かと思い心配しておりましたが・・・

少し前のこのブログで 読んでくださっている方から
愚痴をこぼす弱気な母であるわたくしに
素晴らしいアドバイスをいただき
なんとか無事切り抜けました

『たとえ 魔の2~3歳児だとしても
この自我の芽生え時期独特の「役に立ちたい精神」を逆手にとって
母ーさんは頭を使って いろいろ使命を与えるとよい』

このアドバイス 
結構効果てきめんでして
次々「これやって」 「あれしてくれると母さん助かるわ~」と頼んだところ
「うん やる」「かーさん 俺これやると嬉しい?」と嬉々としてお題をこなしてくれました

アドバイスくださった皆さま
感謝感謝です


なにをお題で与えたかと言いますと・・・・・

DSC_2287

最近は ギャラリーで
お買い上げくださったポストカードや 
小さな作品を入れる封筒などを
自作で手作りしております




素敵なカレンダーや厚手のパンフレットでお洒落なものなどはとっておき
のり付けして封筒型にし パンチで穴を開けたりして 
そこにかわいいひもを通して使ったりしています
(左の封筒の紐はなんだかわかりますか? トウモロコシの皮なんですよ~♪)




この手作り封筒  
最近ハサミの使い方を覚えたチビ店員さんに
いろいろ切りとってもらったカレンダーの模様などを
ノリ付けしてデコってもらったりしておりました


DSC_2288
飽きっぽい3歳児も 
自分で作った封筒が実際使われて
お客様に喜んでもらっているのを目の当たりにし
かなり興奮
早くデコる封筒を作れとせがまれる程
楽しんで作業しておりましたよ





お買い上げくださった品物をお持ち帰られて
封筒までとっておかれる方はほとんどいないかと

つまりはお帰りになる間だけの役目の事もある包装物
リサイクルのものであれば
環境にも優しいし お持ち帰りになられる方も気が楽かと

普段使いやご自宅用にお買い上げくださった時は
こんな店主&チビ店員合作の手作り封筒を使わせていただくこともありますので
ご了承くださいね

もちろんご贈答品の時は
丁寧に新品の包装資材をお使いしますのでご安心を


でもね 
この手作り封筒
結構評判いいんですのよ❤





こんな感じでなんとか無事切り抜けた連休でしたが
チビさんはとっても偉かったのですが
店主の方がバッタバタ

ワークショップの日は特に焦りでいろいろな失敗も

終了後の精算が合わず
普段からメールのやり取りをして懇意にしていただいているお客様に
お支払いいただいていたにもかかわらず 「お支払いしていただいておりましたでしょうか?」と
問い合わせして 後日自分の物忘れで精算が合わないことが判明

店主失格の失態

K様 本当にごめんなさいね


どんなに忙しくとも
今後このような事がないよう
気を引き締めてまいりたいと思います

残すところ 
今年の営業も後2ヶ月

いらしていただくお客様に喜んでいただけるよう
がんばります







刺す女達

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秋の大型連休もあと2日
遠出されて早めに戻られた方で
「どっか行くとこな~い?」とおっしゃるそこのあなた!

いらしてください
由仁町へ

ご近所さんのお勧めスポットも盛りだくさん
いろいろ廻られると
ご満足いただける1日となること間違いなし!です





さて 先日のワークショップのご報告記事です
長いのでお暇な方のみどうぞ 笑



開催できただけでも嬉しかったのに(喜びのハードル低すぎますか?笑)
定員10名いっぱいのご応募
そして10名皆さんのご参加

 

20日は朝から 変にテンションが高く
自分は参加するわけではないのに 緊張しておりました  笑

 

午前中の荒れ模様の天気の中 皆さま定時に無事到着なさり
泥でタイヤが汚れてしまうような場所にもお車をお止めいただき
いろいろご不便をおかけしました

 


1時からさっそく始まり
店主はご挨拶後障子戸を閉めいつもの部屋の方で接客

 

この日はどうしたことか
1時のオープンと同時にお客様がひっきりなし

 

皆さまがどんなご様子か見に行くこともできず・・・

 

でもその後少し手が空き 常連のお客様とゆっくり話をしながら
お隣の部屋から漏れ聞こえてくる
先生のお話しする声や皆さんの笑い声を聞いていると
「あぁ・・・楽しそう♪」と
和やかに会が進んでいる様子が伝わってきて

 

ほーっと一安心

 DSC_2289

途中皆さんの様子をうかがうため
障子戸を開けさせていただくと
中から ムォワ~ っと熱気が!




10名+先生1名 の方が1室にこもり
チクチク針を刺すだけでこんなに熱気がこもるのですね~

部屋が狭いというだけでなく
皆さんが真剣になさっているからなんでしょう。

すばらしい!!!
DSC_2291-明るさアップ
途中経過の先生のお手元はこんなかんじ

 

 時間は1時から3時の予定でしたが
皆さんが熱中してらっしゃるご様子に
ちょっと延長して刺していただきました。


終了後10名の方々それぞれの刺されたものを拝見
糸色や進み具合で ぐっと雰囲気が変わるこぎん刺し


チョイスするモドコ(模様)の部分をどこにするのかだけで
これだけ違って見えるのだな。。。と
いつも m pome*さん(先生)の作品を拝見していただけではわからなかった
こぎん刺しの魅力みたいなものも  またほんの少し理解できました。

 


伝統的なモドコの組み合わせや
その切り取り方で
オリジナルのモドコが出来上がる奥の深い世界


まるで布の万華鏡のよう


はまると楽しいこぎん刺し♪ (私もはまってみたい)

 DSC_2292今回は皆さまこぎんを刺されるのは初めて
時間いっぱい使ったけれど完成までは至らず
宿題というかんじになってしまいましたが 
参加して下さった方々もお家に帰られて 
じっくり完成させてくださるかと

 

そして きっと 額に入れると
このワークショップで味わっていただけた こぎん刺しの世界の楽しさを 
さらに再確認!
“感慨もひとしお”なのではないでしょうか。

DSC_1262-加工 
ギャラリーブログの方でも書きましたが・・・

「皆さまぜひ次回いらっしゃる時は完成品を見せてくださいね~!」
楽しみにしております。






終了後のお茶の時間では
ご用意したお菓子を楽しんでいただけたようで
それもまたホッとしました

でもお茶がぬるくて薄くてほんと申し訳ございませんでした。。。反省

また
照明が弱く 隅の席の方は手元が暗かったとか
2時間以上座布団で座りっぱなしだと 
やはり体制的にはきつかったかしら・・・?とか

その他にも
店主不慣れで いろいろご不満もあったかと
これからもワークショップを開催していけたら・・・と思っておりますので
問題点 バンバンご指摘くださいね





皆さんが集まってチクチクしているお姿を拝見し

刺繍って世界中いろいろなところでいろいろな形であるけれど

女の人が普段こうして集まって
よもやま話をしながら時間を過ごすと言うのは
昔も今も普遍的なことなんだろうな。。。

最近読んでる小説(これがなかなか読み進まないのです 笑)
ラテンアメリカ文学のガルシア・マルケス著『百年の孤独』にも
たびたび 集まって刺繍をする女達が登場しますもの

こぎん刺しそのものも
津軽地方の貧しい農民の女性たちが
目の粗い麻布を温かく補強するために刺し子を重ねることで生まれた刺繍文化
きっとその文化が育ってきたのも

この刺す女達の集まりがあったから



先生であるm pome* さんがおっしゃっていた言葉
「刺繍って 針と糸があればどこでもさせるもの 
旅先でも どこでも
こぎん刺しは私にとっては日常です」


日常が刺しこまれた布
それがまた日々の生活で生かされていく



皆さんのワークショップを拝見し
そんな長く続いてきた 
刺す女達の思いや日常にまで思いを馳せた日でした





ご参加くださった皆様
そして m pome* さん
本当にありがとうございました







ポンちゃん

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ぐっと冷えるようになりました
北海道の秋は早足です




先日の営業日前
チビさんを疲れさせようと(お昼寝してもらうためね) 1キロ程離れた農家さんのKさんの家までお散歩

「え~あんまり遠くまで行きたくないよ」とぐずるチビさんに
「ポンちゃんに会えるかもよ」
と説得して
てくてく てくてく


ポンちゃんとは 
我が家で現在一緒に暮らす3匹の猫のうち2匹のおかーさん猫であり
これまた別の1㌔程離れた農家さんとこへ居候しに行ってる
ゴンちゃんと言う猫の奥さん
(ポンチャンの子供4匹のうち2匹は突然いなくなっちゃって 今は2匹が残っているのです)




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真ん中の白い猫がポンちゃん

まわりはみんなポンちゃんの子供たち










7年前の春
家の前で 当時一緒に暮らしていた愛猫のメイちゃん(過去の記事)を
車に轢かれて亡くした私達のもとに突然現れ
悲しみに沈んでいた私達を癒してくれました


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うちに来てからは 2回出産し 
2回目の4匹の子供らと共に
しばらく我が家の猫だったのですが







私が3年前に出産し 子育てにてんてこ舞いでいたら
「なんだか大変そうですね・・・食いぶち少しでも減らしましょ」と
実家(?)のKさんちへ戻ってしまったのです

その後も春先に突然戻って来たりしたものの
本人はもう子供らの事を覚えておらず(子供たちは覚えていて嬉しそうでしたが)
居心地悪そうで・・・
さっさとまたKさん宅へお帰りに



Kさんに会うたびに
「ポンちゃん元気ですか?」と聞いていたくらいで
なかなか会えずにいたので 遊びに行ったのです







ところが1㌔かけてチビさんとたどり着き
農作業をしているKさんに「ポンちゃんに会いに来ました~!」と言うと・・・

「あ~ポンちゃんね。。。春先に死んじゃったんだわ~。。。」という言葉

「もうおばーちゃんだったしね。。。」


「え~・・・そうだったんですか。。。」がっかりしている横で
私の気持ちを察したのか ポンちゃんをほとんど知らないちびさんが大泣き

「ポンちゃんに会いたかったよ~涙涙涙」

私の代わりにしっかり泣いてくれたので
手を引いて二人で帰って来ました




うちに来た時すでにご高齢だったぽんちゃん
うちに来る以前 Kさん宅で何度も出産し とっても上手に子育てして

うちからKさん宅へ戻った時には 避妊手術もさせたので
自分の子供ではないのに
他の猫の子供の面倒を 亡くなるまでよく見ていたそう

とっても素敵なおか―さん猫だったぽんちゃん

Kさん曰く
亡くなった時は ビニールハウスの中で
猫達のために敷いておいた藁の上で眠るように横たわり
その傍らに 子猫たちが寄り添うように寝ていたとか

Kさんが「ポンちゃんは死んじゃったんだよ」って言っても
子猫たちは離れなかったそう

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本当に優しくて
ゆったりしていて
いいお母―さん猫でした






このブログは友人がたくさん読んでくれていて
実はポンちゃんの隠れファンは結構多いのです

みんなうちでポンちゃんの写真を撮って携帯の待ちうけにしてたなぁ。。。



そんなポンちゃんファンのみんなへのお知らせもかねて書きました


さよなら ぽんちゃん
ありがとう


BlogPaint












 

手塩にかける

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*ワークショップ
 …参加人数が10名になりました。ありがとうございます。
   これにともない 参加申し込みは終了とさせていただきます。





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秋風が爽やかなここ数日

いよいよ農家さんが手塩にかけたお米達

刈り入れです



春 田んぼの土を柔らかく起こし 一生懸命代掻き
夏 冷害や日照り 病気の心配を乗り越え
秋 やっと収穫! めでたく刈り入れ 

美味しいお米が食べられます





農村地区のど真ん中に暮らしていると
農家さんの手塩にかけた米作りを見ているので
心から感謝感謝
美味しい新米食べると 本当に頭が下がります







閑話休題


夕方のニュースを聞いていて
やっぱり。。。という思いと ではこれから何をすべきか・・・? という思い



『平和憲法』と世界に胸を張って言える
日本国憲法のもと
手塩にかけて育ててきた 今のわれわれの国の平和

実りを刈りいれる資格があるのは
手塩にかけて育ててきた人だけだよ

立派に育った物を踏みにじるような輩には
この国にいる資格すらない


でも踏みにじる輩を取り締まるすべも今はなく


選挙でしか今の政党の暴挙
止める方法がないんだよね。。。

次の選挙までにやれることって何でしょう。。。??????




手塩にかけた今の平和

守るために 憲法そのものを改正するべきなら
その議論しようよね


とにかく 議論もなされず

違憲の選挙の上に選ばれた正式な政党とはいえない(非常に少人数の人々が選んだ政党なのですよ)
今の与党が
これまた違憲であるのに強行採決した法案って。。。。。

何なんでしょう?




無力感は抱いてる場合じゃない


今はわたくし

現与党に投票した人
選挙に行かない人
政治に無関心な人

そんな人と話したいのです

批判するつもりではなく
ただ
話をしてみたい



自分自身の考えだって
深まってないと思うし。。。。。



よい流れに変えるためにも







祈り

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*ワークショップのお知らせはこちらワークショップ『こぎん刺しの額装作品』

…参加人数が10名になりました。
   これにともない 参加申し込みは終了とさせていただきます。
  



つれあいとパソコンの取り合いで しばらく夜中の更新

しかたない




本日は書きたいこと

ちょっとだけ



私は夕御飯の時だけですが
食事の前に毎日祈ります
(敬虔なクリスチャンだった自分の名づけ親の祖父の習慣を見ていて始めたものです)


それは「大事な人達が明日も健やかに穏やかに過ごせますように」と言う願いと
日々のあらゆるものへの感謝を忘れないようにするためなのですが

この祈り

これまでいろいろな方から同じアドバイスをされました


「○○となりませんように」

と祈るのではなく

『○○となりますように』
と言う 言い方の方が良いよ・・・・と

さらに
『○○となります!』
断言するい方の方がいいとも




望むかたちを強くイメージして
そうなります」と言うことが 
プラスのエネルギーを引き寄せるからなのでしょうね
(常に自分の理想的な状態をイメージする事って大事だとも言いますものね)

だから 例えば私は日々
『明日も家の猫達が車に轢かれませんように』と祈るのではなく
『健やかに元気に過ごせます』と唱えています






“祈り”にどの程度の力があるのさ・・・・・

そう思う方もいらっしゃるでしょうか?




祈りのパワーはすごいものなのです

「想う」という行為は
自分の中で完結するものではなく
エネルギーを帯び 祈る対象物へと必ず届きます

昔の人は その「想う」「祈る」能力をまったく普通に使っていました

でも今は  「願う」ことはあっても
本当の意味で「祈る」ことはあまりないのかもしれませんね



もちろん その「祈り」や「想い」は
負のエネルギーもプラスのエネルギーも帯びることが出来ます

負のエネルギーというと 
「藁人形」とか「5寸釘」の『呪い』の“祈り”もそのひとつ

実際に命を取ることが出来るほどの強いエネルギーの祈りもあるわけです




インドの山奥では 高僧たちが集まり
世界の平和と調和を命がけで祈る仕事を日々してくださっているから
この世界の平和がなんとか保たれている

そんな話を聞いたことがあります



あなたは信じますか?


私は信じます


そのお坊さんたちは
「この世界でこれ以上 戦争が起こりませんように」と祈っているのではなく

「この世界が愛で満たされます」

きっと そう祈っていると思うのです





あなたの大事な人が
もし今 大変な状態にあるなら

その方の 魂と肉体に 気づきが起きて 
(花々がふぁ~~~と花開き 輝くようなイメージを強くもち)
その方の魂と肉体が光り輝きますように

そう祈ってみてください

必ず祈りは届きます

必ず






今日はお祈り風に締めますね

『明日も皆さんが健やかに穏やかに過ごせます』


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おやすみなさい







 







プロフィール

工房ワタリガラス

北海道の由仁町という町でガラス作家をやっております。冬はガラス屋さん 春から秋まで小さなクラフト&アートのギャラリー(テトテト)の店主をやっております。        
息子(テトさん・ニックネーム)の子育て落ち着くまで こんなペースでお仕事変わります。日々の暮らしのあれやこれ 自分の作品や工房の事、Gallery teto² の裏話等々綴っております。
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