ギャラリーのラスト営業を週末に控え
今更ながら 慌てて作家さん達の紹介をしつつも
工房の方の仕事も進めております。


しばらくは完全に自分用の写真メモとしてこのブログを利用します。
(だって写真をこういう風に並べて説明入れたりするのって私にはブログが一番やりやすいのですよ)

だから べつに公開しなくてもいいかな。。。と 思ったのですが

以前に窯直しの記事を面白がって読んでくださる方が何人かいらしたので
普通に公開しますが ほんと ガラスの窯とか見たことない人には
なんだかわからない写真の羅列と思います。
いつにも増してお暇な方のみご覧下され~。笑




BlogPaint


さて 前回の続きですが・・・

この写真の赤い字で書いてある窯後方部分換熱室という場所です。

何をするところかと一言で言うと
排気と吸気が熱を交換する場所です。







換熱室イメージ図面


窯前方の溶解炉で燃焼された
空気(排気)は この換熱室の中で 
帯状のジグザグと下から上へ
折り曲げられたような空間
(方向は前方⇔後方法への縦方向)を通って
煙突から排気されます。
*下から1段目・3段目・5段目…と
奇数の段が排気の段です。

吸気煙道形イメージ

溶解炉内で燃焼する空気は 
換熱室の左壁上部から
こちらもやはり帯状の
ジグザグと上から下へ
折り曲げられたような空間
(方向は左⇔右の横方向)を通って
溶解炉の下の方へ吹き出されます。
*下から2段・4段・6段目…と
偶数の段が
吸気の段です。




換熱室の中では
この二つの空気の流れが 互い違いに組み合わさっています。
(方向が縦と横なので組めるわけです)

溶解炉を出るところで燃焼された空気の温度は1300度以上。
それが煙突まで排気される間に
上下で重なり合っている吸気の段の空間を流れる空気へ熱を伝え
吸気の空気が溶解炉の下に噴き出す頃にはかなりな高温に。

すると外気温の空気をいきなり燃焼するより
断然燃焼コストが下がるわけです。
10度の温度の空気を1300度以上になるまで燃やすより
800度以上に温められている空気を1300度以上に上げる方が
少ないエネルギー(私の窯の場合は灯油)量で済むわけです。

行ったん窯に火を入れたら何カ月もつけっぱなしのガラスの窯では
いかに燃焼率を良くするかが必須事項。

この換熱室があるおかげで
私のようなそんなに稼げない
未熟な仕事のやり方の作家でもやって行けてるというわけなんです。

大きなガラス工場の溶解炉には設備として常備されている この換熱室の仕組み。
それを個人のガラス工房の窯に応用させて作っちゃう私の師匠は
やはりすごいな。。と思うわけです。



とここまで書いてきて今日は終了。
(今後 人に説明するのにわかりやすく図面書いたら疲れちゃた・・・笑)

修繕メモ④は その換熱室をばらしたメモになります。
これ、まとめとかないと 
後日、また同じ修理をする際になんだか分からなくなりそうなので
しばらく修繕メモ続きます。




冬将軍すぐそこまで来てますね
湯たんぽにお湯入れてお休みなさ~い。