みなさま ほんの少しのご無沙汰でございました

来月のギャラリーオープンを前に 
わが家の小さな人と 小さなふたり旅に出かけてきました

旅といっても 道東で暮らす妹家族の所へなのですが
小さな人にとり 4時間近く列車に乗り そこからさらに車で2時間弱 
ものごころついてから 4泊も外泊するのもはじめてのこと
どうなることか・・・多少不安はあったものの
あっという間の楽しい楽しい4泊5日でした

妹家族の暮らす町は北緯がほぼ同じなので
まさに 東へ 東へ 列車はひた走ります
車窓からは 野ウサギや鹿 シベリアから戻ってきた白鳥さん達を眺めつつ
列車は絵本の中だけでしか知らなかった 小さな人の頭の中で
イメージと現実の風景が重なっていくのが見てとれて なんとも微笑ましい


2014_0323_154314-DSC_0737前回の記事にあった 
我が父いわく“最果ての地”というイメージの土地
桜前線の終点地 根室にほど近く
街の人口より牛さんの数の方が多い町
桜が日本で一番最後に咲く地方ではありますが
ちゃ~んと 蕗の薹が顔を出しておりましたよ


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白樺林の中の低い丘の上にぽつんと立つ素敵なおうち

この林 雪が溶けると かわいい小鳥やリスさんがやってくるのです



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除雪道具はこんな小型ショベルカー

スケール感が違います!



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妹の旦那さんは牛の獣医さん

こんなかわいい車が仕事用




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ヤギのユキちゃんがいたり  烏骨鶏がたくさんいたり(もちろん卵を食べるため)
ユキちゃんの前には牛のベー蔵もいて でもベー蔵は売られてゆき ちゃんとお肉は頂いたとか。。。まさにドナドナですわね!



2014_0323_155706-DSC_0742そして家の中にはこれまた 
にぎやかで楽しい4人の小さな人たちが!
彼らが朝から晩まで 
わが家の小さな人と遊んでくれたので
家事もせず私もの~んびり 
ゆ~っくりさせていただきました



妹のところの4人の小さな人々は
中学1年生を一番上に 2歳くらいずつ離れて5歳まで
男女男女

4人もいると“群れ”としてしっかり成り立っていて
見ていて関係性がとても面白いのです

妹は母として育ち盛りのハチャメチャな4人をしっかりまとめて束ねていて
いや~逞しい!
彼女とは2歳違いではありますが
子育てに関しては大先輩ですわね

子供らを叱りつけつつも ちょこちょこ 息抜きの方法や
昔の自分の苦労話なんかも聞かせてくれて

どっちが姉なんだか。。。笑



帰りの電車のなかで

2歳くらいの歳の差だと 

幼い時は
「自分は姉なんだからしっかりしなきゃ」とか 
逆に「姉なんだからちょっとおいしい思いしてもいいよね」とかって
いつの間にか歳が2歳上だというだけで そういうポジションを請け負わされてきたけれど

このくらいの年齢になると 
もう姉とか妹とかって関係ないよね~
一人の女性として 母として いろいろ尊敬できる 
友人みたいな でもやっぱり血はつながっているから 
友人とは違う意味でわかりあえるものを持っている存在として

しみじみ ありがたいな~ いてくれて 



そんなふうに思った 小さな二人旅のラストでした


また夏にね