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今週火曜日 お仕事お休みにして 朝から婦人会の新年会へ

なんと わたくし 今年は 自分の暮らす自治区の婦人会の会長さんなのです

婦人会に入って10年くらい?
今年初めて大役を仰せつかりました



そもそも婦人会って何?という方のためにちょっとお話しすると・・・

由仁町にはいくつかに別れて自治区というものがあります
私が住んでいるのは山桝自治区

ほぼ農家さんなので 農事組合というものがあり 共同でする農作業について決めたり
同時に同じメンバーで自治区の運営の取り決めなんかもします
こちらは一家の主(あるじ)が組合員です


一方 農家の奥さんたちが集う会がありまして
若い方は若妻会
40歳になると入るのが婦人会です
ちなみに60歳になると退会して 希望する方は今度は老人会に入ります
(*どれも入会は自由です)

婦人会では
男性がやらない会館の掃除や花壇の手入れ(この仕事は今はなくなりました)なんかをしつつ
農繁期以外の時期に会員で集まって慰安旅行に行ったりします

わたしは非農家ですが40になる前に誘っていただいて 
面白そうなのと 自治区の共同作業もした方がいいかな。。。と思い入りました

メンバーは現在12名
(昨年で一旦9名まで減ったのですが 最近若妻会から4名も入ってくれたのです)






さてその婦人会の新年会

車で5分ほど行ったところにある自治区の会館で行うので
会長さんである私は1時間ほど早めに行って
鍵を開け 暖房を入れて部屋を暖めておかねばなりません

何もかも初めての会長職
な~んにも知らないので 
前もっていろいろ前任者の方に聞いておいたのですが・・・


1時間以上前に気合を入れて暖房のスイッチ入れに行き
一旦家に戻り 会の始まる少し前に開館へ行くと。。。。。
「あ~会長さん!ポカしたね~笑」 と当番で準備する方々が笑いながら待ってました


なんと!ストーブは元詮開けずにスイッチだけ押してたみたいで
結局ついておらず 部屋は寒いまま・・・
台所の水道の元詮もひねっておかねばならなかったようで・・・・・


しょっぱなから大失敗です




その後始まった新年会では
今年度新しく若妻会から入会した方とのあいさつや
今年の行事の取り決めなどをしました

行事といっても
メンバーは忙しい農家の奥さんたちが多いので
大変なことは なにもありません


1年のうち 仕事らしいものは冬前の会館のお掃除くらい

それ以外は新年会と忘年会
2月と3月に温泉旅行やリクリエーション
夏には日帰りツアー

と 1年に3回ほど10名ほどのメンバーで(参加も自由)集まって
食べたり飲んだりおしゃべりした温泉入ったり・・・


つまりは 普段 農作業などで忙しい奥さん達が
空いている時期に集って 慰労の時間を持つのが大方の目的です
(会長さんは自治区のお葬式に代表して出る仕事なんかもあります)




入会したものの
私は農家ではないので
忙しい時期も違うし
皆さんはとっくに子育て終えてたり 仕事の内容も違うので
なかなか共通点はなく
というか いつも皆さんの話を興味深く聞いて面白がっているという感じ 笑

お姑さんや舅さんと暮らしている方達同士の愚痴は
ふだん家では決して言えない話もあったりで
聞いていて つくづく「大変だな。。。」と思うし

お子さん達が独り立ちしている方の話は
心配のタネが尽きなさそうで将来の自分を見ているようで身につまされちゃいます 笑




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来月のお楽しみ会は
登別への1泊旅行に決まりました

あの場所へ行くのだよ~!
チビさんや だいじょぶかい?笑
(過去の記事→☆クリック




この旅行 実は誰よりも楽しみにしているのが うちのチビさん


婦人会のみなさんのお子さんはもう皆高校生以上だったりするので 子連れは私だけ
みんな小さな子の扱いは慣れたベテランママさんなので
「ち~さい子 やっぱ かわいいわ~♫」となでくりまわしてくれます
ちやほやされるチビさんは楽しくてしょうがない 笑

私も皆さんになら安心して任せられるので
ゆっくり温泉も楽しめます♫


チビさん

以前私が 「年上の女の人に“おばさん”と言っちゃだめよ~」と冗談めかして言ったら
「じゃあなんていうの?」と聞いてきたので
「お姉さま」かな・・・と言ったのを覚えていて
婦人会のみなさんのことをちゃんと「お姉さま方」と呼ぶので
みなさんも大ウケ 

「温泉連れて行っていいですか~?」と私が聞く前に
「チビさんは来るのよね?」って言ってくれます

そんな母子で参加の婦人会温泉旅行
楽しみ~♫


といっても 会長さんなので しっかり引率役努めねば!

今年1年 皆さんへの連絡役や自治区組合との簡単なやり取りなんかで
会長職 がんばりま~す










田舎に住んでいるとこういうお付き合いがあるものです

東京で実家がマンション暮らしだった頃
お隣さんとの付き合いもなかった私にとっては
いろいろびっくりすることも多いですが
たまたま入った地区の方々が
こうしていろいろ親切にしてくださったり
行事も強制しないで自主参加にしてくださるおかげで
農家ではなくとも気にかけてもらえて 
私達夫婦はラッキーだなぁ・・・♫






また別の機会に 
都会ではありえないような お付き合いの内容についても 書こうと思ってはいます
(と その前に どうやってこの場所に暮らすことに決めたのか
この家はどうやって探したのか…等 これまでたくさんの方に聞かれてきたことも
一度きちんと記事にしようと思います)

「地域のお付き合い」
場所によってはこういう人間付き合いが 驚くほどたくさんあったり
強制参加だったりと 
本当にその地区それぞれのようです

まず暮らし始める前に自分が暮らす土地の習慣みたいなことについても知っておくと
入った後でのトラブルなんかも減ると思いますよ♪




田舎だろうが都会だろうが 
新しい土地で暮らすことになると
その土地土地で習慣や慣例が違うもの

なるべく従い まずは懐に飛び込み
自分ができること出来ないことをしっかり見極めることが大事な気がします

もともと住んでいる方達のやり方に 自分が添えない時も
その旨を上手に伝えて
やれることはしっかりやった方が気持ちよく住めます

合わない慣例だからとか 余計な仕事はしたくないからと
関係をばっつり切ってしまうのは
その土地に暮らすことで生まれる
関係性の広がりや深まりも味わえずもったいないと思うのです





たまに「由仁町に暮らしてどうですか?」
と聞かれるので

本日はちょっと地域のお付き合いについて書いてみました