今年の冬は穏やかです。

といっても同じ北海度では
「うちは今年まだ1度も雪かきをしてない」なんてとても言えない
積雪がものすごいことになっているところもあるようです。

気温も昨年の11月とかの方が全然寒かった。

家の居間や台所に断熱材を入れたおかげもあり
これまでは2台ある灯油ストーブをフルに付けていたのに
今年は昼間など消せる時間もあるほど。

“過ごしやすい”というのは なによりです。
この冬は せめて 家の方くらい快適であって欲しいものです。


というのも
仕事場ではまた一つ不安要素が・・・汗



火を入れてまだ半月といったところなのに
さっき新しい原料投入するのに
坩堝(るつぼ)の底まで残っていた古いガラスを掻い出したら・・・

堝の底に何やら怪しい光が・・・



DSC_2546坩堝はアルミナ質の陶器のようなもので出来ていて
ガラスを溶かすたびに少しづつそのアルミナ質が食われて
薄くなっていくものなのですが

だいたい私の仕事のペースで4か月ほど使っていると
坩堝が薄くなってきたところには窯を温めている外側の炎の光が
うっすらと透けて見えるようなピンホールが出来て来ます。
それでもまだしばらくは使えるのですが
以前6カ月使い続けていて 
そのピンホールから穴が開いて亀裂が走り
坩堝が割れて 原料(溶けたガラス)が
窯の底に流れてしまったことがありました。

イメージとしては福島の原発のようなメルトダウン直前と言う感じです。(こわ~~~)


もちろん
そういう緊急時のために 窯の底には
「ガラス溜め」と言われる部屋のような個所も作ってあり
もし坩堝が抜けたら(割れることを抜くと言う)
「ガラス溜め」の前の扉のような部分を外し
溶けたガラスを掻い出す作業をしなければならないのです。

これが結構大変な作業。

割れてすぐ気がつけば まだガラスは柔らかいので少しは掻い出しやすいのですが
割れたことに気がつかないと
固まったガラスを のみとトンカチで はつって(たたいてはがす)
取り出さなければならない・・・。

もちろん窯は火を落とし
坩堝も交換しなければなりません。


つまりはガラス屋さんにとり「堝を抜く」と言うのは最悪な事態。


その危険を感じるような
ピンホールのようなものと かすかな亀裂が 坩堝の底に見えているじゃあ~りませんか!!!

本来なら3~4か月後に出るはずのその光。

やはり今回窯を一度プチ爆発させちゃったり
制御装置の設定ミスで2度も窯の火を止めてしまい
一度など1400℃近くからいきなり700℃くらいまで温度を下げてしまったり・・・・
(ぁ!これはまだ言ってませんでしたね?笑)

もう普通に操業出来ている方が奇跡な感じなので
原因は諸々考えられて
そのピンホールらしきものも 出来ても当然なのかもしれない。

かといって 大丈夫かもしれないのに(その見極めがなかなか難しい)
火を落として坩堝を交換する気にもなれません。


坩堝が抜けたら 溶かしたガラスが異様に減っていることで気がつくので
明日の朝起きて溶かした原料の量を見て調べるしかないのです。


しかもちょとずつ漏れることもあるらしいので
その見極めも難しい。



でもね



もう腹くくってるので
「そういうことも起きますよ~」 くらいに考えて
もし“抜けた”とはっきりわかったら

そこはきっぱり諦めて 

ガラス溜めからのガラス掻きだし&坩堝交換
やるしかないのです~。。。涙


ま、一応急ぎの注文はこなしたので

最悪 坩堝代がかかるとか 制作期間が半月ほどなくなるとか・・・


命取られるわけでもないので・・・

なるようにしかなりません。笑



もう ここまで てんやわんやで始まると
始めが酷かったので
結構メンタルは冷静。

やれる中で精一杯やる! これにつきます。


不安は不安ですが
明日の朝起きて 窯の中見てから考えま~す。


というわけで
今晩はお休みなさ~い。





は~~~
どんなガラス吹いているとか
新しい作品の写真とか
載せられる日はまだ先になりそ!

がんばろ~。