病んでいた間、かなり病状で迷走したので
メモ代わりに溶連菌について書いておこうと思います。
(長いので溶連菌に感染した後で気になる症状がある方とかが読んでください 笑 )
(参考までに完治するまで細かく追記に体調書いておきます)
このブログずっと読んでくれている人は
昨年夏に テトさんが保育園でもらってきたアデノウイルス(咽頭結膜熱)
我ら夫婦もバトンを渡され 感染性胃腸炎になり
そりゃ大変だった話は覚えているでしょうか?
その時の記事
アデノウイルスはウイルスなので 抗生物質は効かず
ただひたすら菌が外に出るのを待つのみ。
(もちろん 下痢と止めや吐き止めの薬は処方されますが 吐いたり下痢するうちは
薬で抑えない方がいいというのが我が家の経過の仕方)
(気をつけるのは脱水症状。ひたすらOS-1という経口保水液を飲んでしのいでました)
このウイルスは 目の充血や目やにが出て それで済む場合もあれば
ウイルスの型により(56種類も型があるんだって~)
その時 免疫力が下がっていたりすると、感染して様々な症状が出ます。
プールでうつる可能性が高いので「プール熱」とも言われてます。
我が家は感染したのが胃腸でしたが(あの時は私は回復するのに2日ほどかかったかな)
重症な肺炎になる人も。
子供がもらってきて それが大人にうつると結構厄介だという経験をしていたから
何か流行病をもらってきた時は予防対策を万全に!って学んだはずでしたが・・・・・
話戻して溶連菌です。
1月中旬、テトさんが園で流行っていた溶連菌に感染。
子供クリニックに行き 喉の粘膜を調べて確定。
感染するので治るまで保育園には預けられない。
でも 処方された抗生物質を飲んで菌が弱まり熱が下がれば感染力も弱まるので
4日後くらいには登園も可能。
ただ、流行病のたびに薬で除菌するよりは 自力で治した方が免疫もできるし
テトさんはすでに2日ほど経って熱も出切り
発疹も収まって来ていて かなり元気になって来ていたので
どうするか家族で話し合い
今回は付き合って自宅療養することに。
(テトさんはその後一週間でほぼ自力で完治)
ただ・・・
自宅療養するということは
冬の密閉度の高い部屋で 溶連菌を撒き散らすテトさんと二人で過ごすということ。
まぁ でもきっと 自分にうつっても それほど酷くはならないだろうとたかをくくっていました。
溶連菌は細菌です。
でも 普段から喉に持っている人もいる ごくありふれた菌でもあるのです。
持っているだけで ただの風邪のような症状で収まっているなら
それほど怖がる菌ではありませんが
これが一旦感染症を起こした場合 合併症(急性腎炎やリウマチ熱)が怖いので
その症状が出た時は治療した方がいい細菌です。
早いうちなら抗生物質を飲めば抗菌出来て ほぼ症状も治まるようです。
早いうちならね。。。。。
私の場合 最初喉の痛みから始まり 鼻水が出たので
自分は風邪をひいたのだと思っていました。
でもいつものようには経過せず 喉の痛みは酷くなるし
しばらくすると首や肩や鎖骨まわりが痛みで動かせなくなりました。
しかも持病のぎっくり坐骨が悪化。
寝ていても痛みで寝返りも打てず 夜は何度も目が覚め寝不足に。
目が覚めたのでトイレに行きたくとも 起き上がれないのです。
なんとか手足を動かせる方向を探りながら5分くらいかけてやっと立ち上がり
壁につかまりながらトイレへ行っても 今度は座るのが一苦労。
何より怖かったのが咳やくしゃみ。
坐骨に激痛が走り 恐怖でした。
そうなっても それはいつもの坐骨の痛みや
更年期障害のホルモン減少から来る関節の痛みや五十肩だろう。。。
と思っていました。
でも 水を飲んでいる量は変わらないのに 尿の量が減っているな?
片足のくるぶし周りや手指の付け根が痛んだり むくみだした・・・
爪が黄色くなってきて 下半身に発疹が出始め とにかくだるい 微熱もある・・・
数日して やっとなんか変だな?って思い(遅いよ~!って?)
慌てていろいろ調べて 自分が溶連菌感染症の合併症を起こしているんだと気がつきました。
軽い急性腎炎を起こしているんだと。
それでテトさん用に処方された抗生物質を飲み始め
2日ほどすると少し症状が和らいできた気がするも
子供用の容量じゃ抗生物質が効いてないのでは?と気がつき
近くの病院へ。
でもすでに少量でも抗生物質を飲んでいたので
喉の粘膜から溶連菌は検出されず・・・・・
病院の先生に 子供や連れ合いも溶連菌になったと話しても
足のむくみも発疹も看てくれず
「加齢から来る筋肉痛みたいなもんですね」と真剣に取り合ってくれず
痛み止めを処方されただけでした。
(この時自分から「溶連菌の感染症」だと思うのですがと言ったのに・・・)
もらった痛み止めはどう考えても診断間違いだと思えたので
飲まずに 結局テトさんの抗生物質を倍の量飲むことに。
それで数日後にはひとまず症状は落ち着き
なんとか仕事も再開。
でも一度むくんだり 炎症が起きた関節は
なかなか良くならず・・・また痛みも出たり出なかったり。
それでもう一度調べ直して
先日のブログに書いた クリニックを見つけ 看ていただき
あらためて「溶連菌感染症後の反応性関節炎」と診断が出ました。
この時ばかりは血液から溶連菌感染後の抗体が出たことや
尿に蛋白や血液が出たことで
「ほら~!そうでしょそうでしょ」と心の中で喜んじゃいました。(喜んでどうする 笑)
ここまでが長かった~。
うつったと思う時期から1カ月経とうとしてました。
今回 私の場合 テトさんからの溶連菌に感染後 まず急性腎炎が起こり
腎臓病の様な症状が現れ始め その後 体内で抗体ができ
でもその抗体がいろいろな関節の細胞を勘違いして攻撃することで
炎症がおこり 痛みやむくみが出ていたようです。
むくんだ足の甲は粘土のように指で押しても戻らず ところどころ触ると痛みもありました。
今はむくみは治まりましたが 皮膚が黒ずんでまだほんの少し痛みが残っています。
この反応性関節炎は4~6週間続くと言われているそうで(半年続くと書かれたものもあったよ~)
たぶんですが 皮膚の細胞が入れ替わるのが数週間というから
痛んだ細胞が入れ替わるくらい時間がかるということなのでしょうか。
腎臓がそれほど酷く痛まなかったのは本当に幸いでした。
とはいえまだ倦怠感残ってますが・・・。
溶連菌感染症で調べると
その他にもこれでもか!というくらいいろいろな感染症状が出てきます。
*成人の割合が少ない感染症とありますが 罹らないわけじゃないみたい
*子供からうつらずとも溶連菌感染症にはなるそうですから
普段から喉や扁桃腺が腫れる方はその後発疹や腎炎のような症状が出た時はお気をつけを!
*また溶連菌は再発もあるそう。処方された抗生物質はきちんと飲み切りましょうと言われました。
*肺炎や心炎症になると治すのに時間がかかることもあるそう。
私がこうなる三カ月ほど前
同じ年齢の子供を持つ友人が似たような症状になってました。
彼女の場合は息子が水疱瘡になった後でした。
顔がむくみ だるくて 発疹も出て…と言ってました。
大人になってかかる水疱瘡も怖いみたいですね。
溶連菌だけでなく
子供がかかる流行病は 大人に感染すると
免疫力が下がっている時など 弱っている臓器に感染症が行き 厄介なようですね。
これからは子供が流行病をもらったら 親はまずうつらないようにマスク常備。
うつったと思った時に 自分の免疫力が落ちている時は同じように病院へ行くこと。
*最初の医者を責める前に 病院嫌いを反省し 自分の体力を過信せず
とっとと看てもらえばここまでこじらせなかったともいえます。トホホ
ただね、今お年頃の症状も重なっていろいろ出る時期。
これは何が原因?って悩んじゃうのよね。。。
ま、迷ったら 出会えた先生に相談します。
まだまだきっとこれからもこういう家族内感染はあるでしょうから
心しておきます。
姐さんよくなったかい? そうかいそれはよかったね~♫
全く動けなかった時
ずっとそばにくっついて看病してくれてた
うちの看護師 新之助
普段雪でも 昼間は外に必ず出かけて行くのに
ずっとそばにいてくれました
新ちゃんアリガト~
追記:
溶連菌感染症後の反応性関節炎のその後①・・・・・(2018/2/25)
息子から感染したと思われる時期から早1カ月と1週間。
関節炎が起こった個所のむくみは治まりましたが 痛みはやんわり残っています。
日によっては首や鎖骨周辺もまだ痛みます。(一番痛かった時よりは痛み具合は半減してますが)
でも喉の痛みはここへ来てまた再発。
強い痛みがあるほどではありませんが 違和感かなりあります。
咳をすると喉の奥(食道)の粘膜がひきつられたように感じます。
それと声が枯れて来ました。(←これちょっと別の病気じゃないかと心配)
3日前から息苦しさと動悸も少しあります。
だるさは日によります。
ちょっと疲れやすいけれど日常生活は問題なく送れてます。
調べると 反応性関節炎は 溶連菌で出来た抗体が 健康な関節などを攻撃して炎症を起こしているのだそう。
でも症状がそれだけでなく 心炎が起きていたらリウマチ熱になっているかもしれないから 病院へ~とあります。
私は 今のところ脈も心音も普通だから大丈夫だと思いますが
水曜日に最終検査結果を効きに行くので そのとき先生に聞いてみます。
心電図や心臓のエコーを撮れば 心臓に異常が出来ているかはわかるみたいですが、
観てもらっているクリニックにはその設備はなさそう。
気になる喉も内視鏡じゃないと調べられないものだったら嫌だな…
ではまた
溶連菌感染症後の反応性関節炎のその後②・・・・・(2018/3/12)
①の続き
息苦しさや動悸はたまにありますが 今は気になるほどではありません。
肩や鎖骨の痛みは まだたまに酷くなります。(肩の痛みは 50肩かもしれません)
汗がなかなか出なかったのですが 昨日久しぶりに入浴していて汗が出るように。
アルコールが全然おいしく感じなくなっていたのもこれで治るかも。笑
反応性関節炎が起きてすぐは 首の後ろがものすごく痛く こわばっていたのですが
①の頃は首の痛みは治まりなくなっていたのに 2日前ほどからまた首が痛いです。
諸々の症状が 更年期症状や 加齢のものなのかは 判断しかねますが
日常生活が送れないような 我慢できない痛みはもうありません。
こんばんは~(*´▽`*)
免疫力が低下している時は 弱ってる所に
必ずと言っていいほど 来ますね…(-ω-;)
でも 不調の原因がわかり ひと安心ですね。
これも 良い病院と先生に巡り会えたおかげですね。
病院や先生との相性って ありますよね…
妥協せずに 自分に合う病院や先生をみつけるのも
治療の一つですね!
油断せずに 安静にお休み下さいね(о´∀`о)