前回記事でお知らせしました「やさしい野口整体の整体教室」

ご案内ラストに書きましたように 
講座開催にあたって・・・の記事を書こうと思うのですが
長~~~~くなりそうで 書きあぐねております。笑

それで今回は 
「野口整体とは?」と今回の講座でやっていただく「活元運動」や「愉気」について
わたくしが稽古会に参加してきて自分なりに理解していることについて
ここに書こうと思います。

一度に 全部お話しした方がわかりやすいとは思いますが
うまく伝えられないと 
誤解を生んでしまい それは私の本意ではないので・・・

詳しくお話し聞きたい個所がある方は個別にやり取りいたしますので
ご面倒ですが コメント欄にメッセージいただけましたら助かります。
(コメント欄はブログ投稿文の一番下の投稿日付の右端
コメントをクリックして ご自分のURLを書きこまなくても書き込めますので
そちらにやり取り可能なあなたのメールアドレスをお書きください。
公開しなければメルアドが他の方に見られることはありませんのでご心配なく)


*✡○。✧○*✡○。✧○*✡○。✧○*✡○。✧○*✡○。✧○*✡○。✧○*✡○。✧○*✡○。✧○*



現在 「整体」と言うと・・・ 
一般的には 手技を使った民間療法で
骨を動かしたり 筋膜にアプローチして
体を整える施術だとお思いの方が多いのかもしれません。
整体と言う概念や歴史に関してはお時間ある方は
ウィキペディアで「整体」と入力して調べてください。
(詳しい歴史は書いておりますので割愛させていただきます)


そこにも書いてありますが
日本でこの言葉が有名になったのは
戦後 野口晴哉(はるちか)氏が研究・追及した
体を整える独自のアプローチを体系づけた「野口整体」の普及がきっかけとなったそうです。

「野口整体」は 本来人間が持っている潜在的治癒力を発揮させるものです。

晴哉先生は整体を始めた当初 
不調がある方の体を観て 次々と治されてきました。
でもその技術のすごさが広まると同時に 
ただ、不調を治してほしい…と言う人が集まるばかりで
本来 「自分で自分の体を整えるための知恵」として追及してきた整体の技術が
広まるどころか 自分で体を観る(感じる)事すらしない人が増えるばかりだったので
ある時期を境に治療としての整体は行わなくなったと言います。

晴哉先生が提唱する技術には様々なものがありますが
なかでも晴哉先生が大事なものと考えていたものに「活元運動」「愉気」があります。

「活元運動」は自分の中にある観念的な動きや感覚とは違う
体本来が持つ 体の動きをつかさどる「感覚」を感じたり 
その感覚に沿って体を動かし 
その身体(からだ)を育てるものです。

人間の体は 「手を上げる」 や 「口を動かして話す」 といった意識して動かす動き以外に
くしゃみが出る あくびが出る 寒くて震える 寝ていてゴロゴロ動く
食べ物を食べると胃が消化する 便が溜まれば便をする等々・・・
意識していなくとも動いている動き(運動)があります。

このような無意識の動きをつかさどっている神経形態を
生理学では「錘体外路系」と呼び、その動きを「錘体外路系運動」と言います。

この「錘体外路系運動」は生まれたばかりの赤ちゃんが一番活発で
年齢を重ねるとともに鈍ってきます。
(鈍って来るその原因は 加齢・老化だけでなく
普段の体の使い方だったり
成長とともに身につけてきた観念
〈親から または 社会で植えつけられる既成概念〉が原因だったり
過剰な医療行為からだったりもします。
これについてはどういう意味か 詳しく聞きたい方は 個別にお伝えします)

体がこわばり この運動がスムーズに出なくなって来ることで
体は衰えて行ったり 不調といわれる症状が出るのです。

現代は 西洋医学信望がものすごいので
人間の体を 機械と同じに考え 
こういう運動が出なくなることの原因は
体の各部の部品の不具合や老朽化と考え 部品を修理・交換したり
遺伝的なものと捉えてそのレベルでの治療を施そうとしたりしています。

しかし 動かなくなった結果 現れる症状ばかりに着目し 
対処療法をするのでは 
この無意識の運動「錘体外路系」にアプローチは出来ません。

この「錘体外路系運動能力」を活発化させ 本来だれでも持っている
自然治癒力を発揮させることで
驚くほど体は整いますし
始めて動きだし 前に進んで行くのです。

野口先生の考える 体の健やかさとは 
この それぞれの人が持つ身体の本来の力を
すべて活かせている状態のことを言うのです。



野口晴哉先生は 単に体の不調を治療することをやめられた後も
この「錘体外路系運動」を引き出す訓練の運動として
「活元運動」を教え広めてこられました。


それは 人がそれぞれに 
観念ではない 自分の体の持つ体の力(感覚)

人任せではなく 
自分で 家族で 日々育てるために

誰でもたやすくやれる運動だからだと思います。



本講座では まずこの「活元運動」を体験していただきます。



「活元運動」
まず準備運動として 簡単な3つの動作をすることで 
体の観念がはずれ(この表現が正しいかわかりませんが)
その後 内側から出てくる動き(感覚)に耳を澄まし
その動きにただただ素直に乗って体を動かすだけです。

本当に誰でもできるものです。
(あまり何も考えず体の感覚に身を任せてくださいね)







そしてもう一つ
大事な技術として教え広められてきたものに
「愉気」(ゆき)があります。

これは 「気」を体におくることを言います。

これも だれにでも出来ます。

「手当」と言う言葉がありますが それが一番近いかもしれません。
そして これは「無心」で行うことが大事だそうです。
「よくなれ~」とか「痛くなくなれ~」と言う思いや観念は却って邪魔になります。

理想的な無心の状態を野口先生はよく「ポカンとする」
遺された文章に書かれています。
そしてその状態を「天心」とおっしゃっています。

私はこの天心になるのに

まさに活元運動で育つ 

観念から解放された 

「本来の感覚の体」が大事なんだろうと思います。



やりかたは 愉気も 難しいことはありません。



やさしいい野口整体の指導して下さる宮崎さんの書かれた文章にこんなくだりがあります。


「気」は集注密度が高まると そこに集まるという性質があります。
その性質を利用して 
呼吸を用いて 集注密度を高めます。

手のひらで呼吸しているつもりになって集注する。

ただそれだけです。
誰にでも出来て 訓練すればどんどん上達します。




そしてこの集注密度の高まった手と天心の状態で
相手の体に手を当てるだけで
自然と手が充てたいところに動いてゆきます。

愉気することで 相手の体の中に変化が起きます。
目には見えないし 変化はそれぞれではありますが
我が家では 子供やつれあいが何か症状を抱えた時に愉気をすると
その症状は前に進み 経過し 治って行きます。


それは 気を送ることにより
これまで体が持っていた観念とは違う感覚が吹きこまれ
活元運動でも御説明した「錘体外路系」の運動が促され 
相手の自然治癒力が高まって行く とでも言うのでしょうか…(言葉にするのが難しい)

そして愉気した(手を当てた)本人も元気になったりするのです。



でもこれ
魔法でも すごい手技でもなんでもなくて
本当に誰にでもできる事なのです。




今回の講座では 
この「活元運動」と「愉気」について
講座に参加して下さった方が 講座後に御自分でもできるように
宮崎さんに丁寧に教えていただきます。





*✡○。✧○*✡○。✧○*✡○。✧○*✡○。✧○*✡○。✧○*✡○。✧○*✡○。✧○*✡○。✧○*



追記:

この 野口晴哉先生の広められてきた「活元運動」は
主催者である わたくし くまがいも 
実は8年ほど前
子供が生まれる事がきっかけできちんと学びました。(知ってはいたのですが)

野口晴哉氏が作った協会をご三男が引き継がれた「整体協会」の方の指導で知りました。


それ以前は 10年間ほど 
野口晴哉先生の御二男が所長をされている
「身体教育研究所」の主催する稽古会に参加しておりました。
(今も稽古会には出ております。
以前は北海道で毎週定期的に指導して下さる方がいらしたのですが3年前に急逝されてしまい
現在はこちらの稽古会は不定期で道内では1年に3回ほど開かれるのみとなっております。)

この「身体教育研究所」は同じ整体協会の中にありながら
活動内容や指導されて学ぶものは全く違うものでした。

(私はもっぱらこちらの稽古会から 野口整体の世界へ入ってきました。)



身体教育研究所の方の稽古では
野口晴哉先生の捉えていた身体観がどのようなものなのかを
より深く追及している稽古といえばいいのでしょうか。。。

活元運動や愉気を教えていただくことはなく
いっしょに稽古する他者と自分の体の動きを通じて
今の自分が捉えている身体観とは全く別の身体を発見する稽古なのです。
この発見や新しい感覚を通して 体が育ち 発展していくのを
体験研究する稽古会でした。(う~む説明が難しい)


確かに考え方の違いで 身体教育研究所の稽古会では
活元運動をやることはなかったのですが
子供が生まれる事がわかり 整体協会の方の先生に身体を観ていただくことになり
その後「活元運動」を初めて体験した時に
これまで稽古で体験してきた 新しい身体観を感じる稽古のおかげか
なんともスムーズに動きが出てきて
共通する何かを感じたのを覚えています。



興味のある方は
「身体教育研究所」も 「整体協会」も 
それぞれにホームページがございますので ご覧ください。



野口晴哉氏から引き継いだメソッドや思想は
御二男の研究所でも 御三男の引き継がれた後の協会でも
それぞれに違う形で追及され 今も継承されていると思います。
(私が言うのも大変おこがましいのですが 笑)




身体研究所の稽古会も 整体協会で教えていただいたものも
形は違いますが
どちらも 今のわたくしにとっては 
生きて行く上で なくてはならない知恵・技術・思想であり
何よりも 子供が生まれた後は
どれだけ野口整体を学んできてよかったか…と思ったかわかりません。

そして 今も それぞれの団体の指導や稽古会が私の中では
何よりも欠かせない大事な学びの元、場になっています。



それぞれの会のことや また別の野口整体と銘打った活動などについては
ちょっと複雑で 説明が簡単ではありません。
(晴哉先生の門下生が始められ その後追及・継承されている技術もたっくさんあるようです)


最初に書きましたように
ちょっとかじっただけのそれほど熱心な生徒でもない私が
簡単に書いて 間違って理解されると困るので
出来れば顔をみて直接お話しできる方にのみ 
お聞きになりたいことで私が知っていることはお話ししたいと思います。





そして 今回の講座をしてくださる宮崎さんは 
整体協会のコンサルタントでいらっしゃいました。(今はわけあってお辞めになっております)

野口晴哉先生の広めてきた
「活元運動」や「愉気」といった技術は
「誰でも 家庭内で 母子で」という敷居の低いものであったはず。

こんなに素晴らしい技術。
いろいろな理由はあれど たくさんの人に広めるためにも
敷居が高いままでは広まらない。

宮崎さんは
野口先生の遺された言葉を
もっとたくさんの方に知っていただきたい・・・
もっとやさしくその技を伝えたい・・・という思いを強くされ
フェイスブックで野口先生の語録を載せ始めたことがきっかけで
各地で営利目的ではなく講座も始めたそうです。




私も
自分が これだけ助けられて 人生の指針ともなっている知恵・智慧としての「野口整体」を
出来るだけ たくさんの大事な人たちが
知ってその素晴らしさを一緒に味わったり分かち合ったりできたら素敵だな…と
思ってきました。
でもなかなか 協会に入ったり 稽古会に行くにはハードルが高く
これまで何人かお誘いしたのですが 良さや素晴らしさを体感する前で終わってしまっておりました)


そんな時に宮崎さんのページ『やさしい野口整体』を知り
お声掛けして御縁をつなげていただきました。

野口整体を知るには まず体験してもらい
その先を学びたい方 興味をもたれた方がいらっしゃれば
整体協会や身体教育研究所を紹介できると思いますので
とにかく まず! 体験してみてほいいのです。


ちなみに
宮崎さんはプロとして学びたい方には講座はしていません。

宮崎さんもあくまで「入り口」として。

もちろんそれは 協会に入るとか 稽古会に出る人を増やすためではなく
だれでもそれぞれが
野口晴哉先生の遺されたものを
それぞれの人生で活かせる
「入り口」としての場を作りたい
という思いからなのです。


DSC_2020ー加工


ご一緒に体験できる方をお待ちしております。