昔話をひとつ・・・・・
(本日も長い記事 お暇な方のみ・・・と言いたいところですが 東京にお住まいの方はぜひ一読を)


わたくし 高校生の頃 いつのまにやら舞台のお芝居が好きになり 
とある劇団の公演に足しげく通いました
(徹夜で並んでチケットを取ったりなんてこともしたな…) 

テレビでもない 映画でもない 目の前で役者さんが演技をするお芝居は 
まさにライブ 
その息遣いや 細かい表情 言葉を発していない瞬間も 何かがピリピリと感じられて
ストーリーの面白さと 舞台美術の素晴らしさと相まって
ぐいぐいその世界へと引き込まれ 
いつも公演が終わると ぼーっと その世界から抜け出せないほどに 放心していたものです

そんな素晴らしい空間を作り上げることに魅力を感じ
なぜか役者ではなく 舞台を作る方に興味を持った私は
大学時代 演劇部に入部
裏方さんとして舞台をつくったり 
“小劇場ブーム”なんて時代でしたので 小さな劇団のお手伝いや
「劇団四季のオペラ座の怪人のシャンデリア作り」なんてバイトもしました


こうして田舎で暮らすようになって
よくいろいろな方に 
「都会で生まれ育ったあなたが こういうところで暮らすのは不便ではないですか?」
と聞かれます

物を買いそろえるのに 今は何でも宅配で購入できます 
むしろ遠方までガソリン代をかけて買い物に出るより
よほど安く 時間も節約でき たいがいほしいものは何でも手に入るので
まったく不便は感じません

ですが・・・・・

大好きだったお芝居やライブなどはさすがに街へ出ないと観ることが出来ず
しかも東京など 大きな都市でしか催されないようなものほど 見たかったりするので
その点だけはちょいと残念。。。


で  じつは 今 観たいお芝居があるのです
東京でなので 先日里帰りしたばかりのわたくしは 行くことが出来ないのですが

このブログをご覧の皆さまの中に
東京近辺の方がいらしたら
ぜひぜひ 行ってらして! というお知らせです

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午後から雨になるでしょう プロデュース公演→→→
(昨日24日からチケット発売)

実はこのお芝居

昨年 里帰りの時期を合わせ 第1弾を観たのです

お芝居と言っても 
ショートストーリーを役者さん達が朗読するという
朗読劇(こう言っていいのかな?)

その“絵と朗読企画”第2弾


役者さんはほとんど動くことはなく 物語を読むだけなのですが
目をつむって聞いていると・・・
「あぁ…声も演技をするのだな。。。」と
当たり前のことなのでしょうが そのことに気がつき それがとても新鮮で。。。。。

“声が演技をする” と言っても 役者さん達は特別抑揚をつけて読んでいるとか 
表情豊かに読んでいるとかそういうことではなくて
割と淡々と読んでいます 

でも その役者さんだからこその 声 読むリズム が
大げさな演技ではない 内側からしみ出てくるものをのせて
登場人物をかたちつくり 物語はすすんでいくのです

よく 「演技をするとは 何かをするのではなく なにもしないことだ」 と言いますが
この朗読劇 シンプルなものだけに 
その意味がかえってわかるような気がしました

シンプルと書きましたが
舞台美術もシンプル
ほんのちょっと物語を思わせるアイテムがちらりほらり置いてあるほかは舞台上に何もなく
ぽっかりとスポットに浮かび上がった空間が
物語の中の部屋になったり 暗がりになったり・・・

そしてそのお芝居にとても効果的なエッセンスを加えているのが
舞台と客席を囲うように空間に下げられた何枚かの大きな絵と
公演日によって違ったのですが 私が観た日はギターリストさんの奏でるメロディーだけ

その絵は 目をつむって朗読を聞いていて ふと眼を開けた時
お話の中の空気感を漂わせていたり 風が吹いてそよぐ木々の様であったり
何というか ゆらいでいる のです
お芝居が終わって じっくり見たかったのですが 
チビさんを観てくれていた母が外で待っていたのでそれは叶わず・・・
でも じっくり見れなかったせいで 
かえって お芝居の印象とその絵の印象が 時間がたった今でも ボンヤリト 残っていて・・・  

そしてその朗読劇の中のショートストーリーが
ちょっといいのです

すごくいい と書かないのは
わたくしとしては じつは かなりいい! (どっちなんだよ 笑)

一年経った今でもたまにその世界観をふと思い出す時があったり
身近な空気感が身につまされるものだったり
けっして強烈な印象のお話しでなかったのにね
なんか 響いたのですよ 

何が入っているか忘れてしまったけれど大事だと思っている箱のなかに 
からからと音をたてているもの を そっと物語にして見せてくれたような

そんなお芝居だったのです 

また あのお話しの世界観 と 不思議にひっそりと美しい空間を
味わいたいな。。。
そう思わせるものでした

そのお話を書かれているのは 大切なお友達で
その方をわたしに紹介してくれたのは公演の写真を取られているこれまた大切な友人で・・・

な~んだ 友達の公演を宣伝したいから記事を書いているのか・・・と思われたそこのあなた!

わたくし 本当に面白いと思わなけりゃ 
わざわざ 遠方のお芝居 ご紹介したりしませんことよ!!! 笑


昨年の公演は 子育ての大変度マックスの日々の中での観劇だっただけに
その 見事に 日常からしっかりと私を切り離してくれた 素敵な朗読劇のひと時は
何よりも わたしのリフレッシュとなったのでした



う~む
文章書くのあまりうまくない上にだらだら書くから かえって伝わらなかったかな。。。


でも 
お芝居見なれた方はもちろん まだ見たことがないという方も
ちょっと日常からトリップ出来る素敵な時間を過ごせることは間違いないですわよ

なかでも 第2弾の今回は
絵と朗読企画第1弾と同じ画家の方が参加しているので今回はどんな絵なのかしら・・・というのと
(DM写真の絵がそれです) 
公演の空間が芝居小屋やミニホールではなくギャラリーである点が
わたくしかなり気になります


もし行かれた方はぜひぜひ感想を!