由仁町 工房ワタリガラス 日々のあれこれ   

北海道由仁町にあるガラス工房と小さなギャラリー                                                       日々の暮らしの中でささやかだけど幸せをくれる                                                         丁寧に作られたクラフト作品や・アートを                                                              作家の手からあなたの手へ                                                              

・復帰への遠い道のり 2015

こちらは日々の雑多ブログです
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手のひら  仕事メモ ⑦

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昨日は 日中暖かくなるというので
自分にしては早めに 気持ちにエンジンかけスタンバイ

すると実家の母から電話

前日 母の誕生日だったので 贈り物を送ったのを受け取ったよ
という旨の内容と思いきや

話す話す。。。。。

話すこと1時間

「いや~母ーさん 今忙しんだよね。。。」と喉までその言葉が出かかったのですが
話を聞いてあげるのが何よりも嬉しい誕生日プレゼントよね・・・

と自分に言い聞かせ
黙って 1時間 相槌打ってました 笑



おかげで午前中は仕事できず。。。

ま そんな日もあるさ



というわけで
本日は2日分の仕事メモ

:溶解炉用煙突 取り付け完了! (めでたい♪)
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   補強木枠取り付け     ←← ←  ただの穴っぽこ
    ↓
    ↓
    ↓
  ↓
  煙突取り付け完成! ←←←←←←←←↓
 
 

屋根上部から約3メートル半の高さの煙突(地上8メートル半)
ワイヤーで8か所ほど固定

でも由仁は結構風が強く この程度で大丈夫かな。。。

多少の不安は残るものの
今現在はきちんと固定できたので良しとします
(ふ~。。。この程度の仕事でこんな時間かかっちゃった・・・やっぱり昔の3倍はかかってる 焦)



さ~お次は焼き戻し用の窯の方の煙突だ!



でも明日はもう週末
今日は 金曜日でしたが ラストの月なのでギャラリーも開けてました

屋根の上からお客様の車が見えると
慌てて梯子を下りて 
仕事着から接客の服へチェンジ!

キューティーハ二ーなみに早変わりしておりましたよ 笑





DSC_2500 (2)
でもね 実は工房仕事してると手のひらはこんな!

特に煙突仕事の時はね。。。

この汚れ
石鹸くらいじゃ落ちません



強力な洗剤使って洗っても 皺にうっすら黒い線が残ってしまうのです

ギャラリー店主やるのにこれではね。。。トホホ
本日いらしたお客様は気づかれたかしら・・・?ドキドキ

明日までになんとかもう少し ゴシゴシ 落とします




手の汚れ 落としながら 思い出した事

20年くらい前
ちょうどわたしはガラスの修業を始めたばかり
兄が結婚式をするというので 師匠のガラスを引き出物に選んでくれました

わたしは京都で ギリギリまで仕上げなどして 
実家に帰って結婚式に出席することに

当日受付でもやりましょうか…という話になり

その前日

自分の手を見て唖然

師匠のところではまだまだガラスも吹けないので
溶接やら工場の雑用をこなしていたので
普段 手のひら は 写真のように真っ黒け

もちろん洗ってできるだけきれいにしてはいたけれど
皺やら爪にはとりきれない黒い汚れが・・・


「これじゃ 受付なんかできなし 振袖着てても手を人に見せられない。。。恥ずかしい」
そう思った私は 実家で カッタ―を使って
汚れのひどい手の皮を薄く剥ごうとしていたら・・・

それを見た母が
「あなた何してるの?」とびっくり

事情を説明しながら
きっと母は手袋でもして隠しなさいって言うだろうな。。。と思ったら

「何言ってるの!仕事しっかりして汚れてんだからいいのよ。
そういう仕事なんだから仕方ないでしょ。
ちゃんと立派に仕事して その仕事場で作った立派な引き出物で
結婚式に協力してるんだから 胸張ってなさい!」

そんな事を言ってくれました

最低限清潔であればいいか。。。
だってこういう仕事なんだものね

あの時以来
何度も自分の 手のひら がちょっぴり恥ずかしいと思う瞬間はありました

でもそのたびに
母のそんな言葉を思い出し

「自分でいろいろメンテナンスもする ガラス屋さんなんだものね わたしは」
って思うようになりました

お母さんに感謝する瞬間です


いつもありがとう!
そしてお誕生日おめでとう!!!
おかあさん







仕事メモ ⑧

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昨日は 悲しいニュースに胸が締め付けられました

でもね
自分一人の力じゃ
なにも変えられない

そう思ったら変わらない

今のミャンマーの変化はどうだろう
もちろんスーチーさんのような素晴らしい人がいたから…というのも事実

でも
「この国を変えたい!」 
そう思ったミャンマーの国民の一人ひとりの
強い想いが
今の変化を生んでいるのも
紛れもない真実

テロをなくしたいなら
テロと戦うべきなら
これまでのやり方は逆効果なんだと思う

北風と太陽の話とおんなじなんだと思う

今必要なのは
太陽の暖かさ

テロリストが
各国の首脳が広めている暴力の連鎖に便乗し
暴力という北風を人々に吹きつけているなら

コートという武力で防ぐんじゃなく
その原因を取り除く太陽のような暖かな魂で解決していくべきなんだよね


それが外交でしょ!
安倍さんよ~。。。




追記:

11月13日にもベイルートで連続自爆テロがあった
亡くなった方も含め200人以上が死傷した
自分はフランスで起こったから 関心を示し 
レバノンで日常茶飯事に起きている事には関心を示さなかった
(知ってはいたけれど 同じようには記事にしたりしなかった)
    
イスラム・アラブ諸国での自爆テロのニュースに慣れてしまっている自分に呆れと深い反省
   
   
あらためて 自分に対しての戒めとして ここに記しておく
    
    
世界中で起きているテロ
自分の中にある このような関心の温度差も
結局突き詰めれば テロを生み出す根本の原因の芽なのだ  きっと


弱者の世界の “生きる” という最低限の権利
自分が踏みにじっているかもしれない事を
まずは認めなければ・・・・・


*3.11になるとお悔みや復興の気持ちを!というメッセージを記事にして
  以前お叱りを受けたのに 自分の変わらなさに深く反省


   
    
    
    
*****✧*****✧*****✧*****✧*****✧*****✧*****


閑話休題


13日(金)・14日(土)・本日15日(日)も
Gift『小さな贈り物展』2015にお越しくださった皆様
本当にありがとうござました

今年最後とばかりに いらしてくださったお客様からは
「本当に毎回ここへ来るのが楽しみで~♪」という
心から嬉しいお言葉をいただき
1年がんばって来てよかったな。。。と嬉しさをしみじみかみしめております



チビ店員も 
ちょこちょこギャラリーに現れては
生活発表会の出し物の歌と踊りをお客様にまで強要し
相変わらずの破天荒な接客ぶりを発揮

お付き合いくださったお客様
ありがとうございました

彼もだんだん成長し
この破天荒で 母はドキドキする でもおもしろすぎる接客も
来年はもしかしたらちょぴり大人になって
見られなくなるのかしら…

そう思うとちょと残念ではありますが

それも成長

来年も 楽しみになさってくださいませ




teto²は今週金曜(20日)から 来週月曜(23日)で 今年度の営業はおしまい
冬期休業に入ります

素敵な作品達
見納めに 
どうぞいらしてくださいませませ
*20日(金)は午後4時までです






ギャラリー営業の合間を縫って
工房仕事もちょこっと

メモ:機器類チェック

DSC_2522この子 うちのガラス工房の心臓部

メインコンピューター でございます!

このプログラムコントローラーが生きているか
4年間電気通してなかったので 心配で心配で・・・・・

ちゃんと通電しました!!!


取説に「マイナス5度以下の場所に置かないでください」ってあったので
もちろん取り外して家の方に置いておきましたが
コンセントつないだら 窯の方の温度計とつながっているところが不具合で
最初温度表示にエラーが出て
「あっちゃ~!壊れたか。。。」って思ったけれど
プラスとマイナスみたいに二股に分かれてる所に張り巡らされた蜘蛛の巣とり払ってきれいにしたら
ちゃんと表示が出て 只今窯の中は5度 という事

それにしても蜘蛛の巣って通電するんでしょうかね・・・?不思議


なにはともあれ プロコン(プログラムコントローラー)生きてて

ほっ

でもイマイチ使いかた忘れてる。。。も一度 取説 ちゃんと読まな

汚れていた発泡スチロールのカバーも作り変えてあげました 笑
(メモ:アース線短すぎ!取り外し困難につき注意!)


さて次回は
もう一つのメイン機器
ポンプ君稼働です!(無事動きますように)


明日へつづく







記憶を取り戻す瞬間  仕事メモ⑨

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週明けから工房修理の強力助っ人があらわれるというので
まずはお手伝いしていただくお仕事準備しとかなきゃ!

て いうんで がんばっていた先週でしたが
準備もままならないまま 週末へ

ギャラリーの方も残すところあと2週
営業の合間にちょこちょこ工房仕事していたのですが・・・・・

予定通りにはいろいろ進まないものです



子供が出来てから

「自分の頭の中で立てた1日の予定の2割が出来れば上出来!」
そう思わないと。。。

こんなふうに 自分に言い聞かせてきたのに

ガラスの方の仕事モードになると
ついつい自分の仕事をこなす能力のキャパを超えて予定を立ててしまいます 笑



で せっかく2泊3日で泊りで来てくれたYちゃんには
ギャラリーの新しいドアを取りつける方の工事のための準備をやってもらうことに

「申し訳ないね~。。。ガラス工房の方の勉強も兼ねてのお手伝いだっていうのに。。。」

という私に

「なんでもやりますので なんでも言いつけてください!」と
なんともありがたいお言葉

そしてもくもくと土木工事をこなして行ってくれました


来月も来てくれるYちゃん


次はもう少しガラス屋さんらしいお仕事用意しとくからね~!
ありがとう!!!






ここまでのお仕事メモ⑨:
DSC_2528 (2)
前回 工房の心臓部のプログラムコントローラーを無事接続したので
もう一つの大事な機器
◎定量ポンプの取りつけ
(こちらもプロコンと同様に氷点下には置いとけないので
取り外して母屋の方で保管)


                                      
                                                      左端の灰色の小さいのが定量ポンプ 
                                                      これをプロコンとつないで自動制御しております
灯油の配管とつないだところ・・・

灯油が出ない・・・?なぜ・・・?

長い事使ってないとゴミも溜まって詰まるのか?
そんなこと思いながらあれやこれや作業してたら 少しづつ4年前までの記憶が戻ります

「そうだわ!エアー抜きしなきゃ!」

配管からすっかり灯油を抜くと中に空気が入るので
その空気が次に灯油を入れる時 栓のようになってしまう事をすっかり忘れていた私

慌てて灯油タンクに少し多めに給油してもらい
無事灯油は出たものの

ポンプを動かしこちらもエアー抜きをしようとしたら・・・
今度はポンプの内部の弁に圧力をかけてしまうやり方をしてしまい

なんだか変なかんじ。。。。。汗

案の定 ちょっぴりおかしな音が!

ポン!

「え?ポンって?何何?」

慌ててポンプを停止

冷静になり そこでまた4年前までの記憶が。。。
「あ!そうだった このレベルまで上げて運転させちゃだめなんだった。。。。。汗」


と こんなかんじで
トラブル起こしては なんとか記憶がもとに戻り やっと前に進んでいる感じ

まるで 記憶喪失にでもなったかのよう 笑

でも ノウハウ 思い出す瞬間がちょっと面白く
「あ~。。。こんなことまで気をつけながら作業してたのね。。。」と
自分の仕事がいかに細かい注意点をこなしながらの作業だったのか 
変な話ですが 自分に感心 笑
DSC_2497-拡大




「危ない危ない。。。」と ぶつぶつ つぶやきながらの作業
Yちゃん「大丈夫か?」って思っただろうな 笑




                                                 右端のが溶解炉 この写真はドーム部分が窯の上に乗った状態
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昨日がYちゃんの助っ人最終日だったので
さすがに土木工事だけでは申し訳ない と思い
 
溶解炉の中の構造を説明する意味でも
ラスト 溶解炉のドーム部分を開いて見せることに


実に4年半ぶりの御開窯
パンパカパ~ン!




DSC_2535
うちの窯はこうしてドームをチェーンで釣り上げて
坩堝替えが一人でも簡単にできるようにしてあります
師匠(荒川尚也氏)のアイデアです 便利~!
◎坩堝替え仕事のためのドーム上げ作業

ガラスを溶かす坩堝(ルツボ)が入っている状態だと
いまいち中の様子が分からないので
この後坩堝の取り出しもしました
(窯の内部の補修はまだまだ後になります)


                                       


                                          Yちゃん覗きこむの図


ちなみにこういう窯はガラス屋さんってみんなほぼ手づくり
私もひとりでレンガ1個から積み上げ
周りの鉄板の溶接も自分でやりました~! (ちょっと自慢 笑)

わたくし料理は下手ですが
こういう作業は実は得意なんです! (といっても素人仕事なので見た目は良くないですよ~ 笑)


設備の方にかける資金がないせいもありますが
北海道は特にガラス用の窯の設備屋さんがいません
なので本州の窯屋さんに窯を作ってもらったり 
修理のたびに来てもらうと膨大なコストがかかってしまうのです

それに自分で作ってないと何かトラブルがあるたびに
原因もわからない

手作りは必然でもあるのです


師匠のところでちょうど窯直しの時に働きはじめられたおかげと
最初はガラスが吹けないのでこういう設備の仕事をこなしていた時のノウハウ

もともと 美大で学んだ知識や技術

演劇部の裏方である舞台づくりなんかで学んだ経験

それらがうまい事蓄積されて 
自分はガラス屋さんになれているのだと思います


それと元来こういう作業が大好きなので

ガラスというものに興味を持ち始めた頃
窯作りを手伝ううちに 
「そうか窯から手作りするんだ。。。」と 
なんでも自分たちでつくる吹きガラスという仕事の魅力に取りつかれて行った私

“ガラスを吹”くという本来の仕事から言えば
こういう雑務とも言える作業こそが
自分をガラス屋さんにした大きな要因でもあるのです



なので
記憶は薄れていれど
工房仕事はやはり楽しい!


寒くて嫌だ嫌だとぼやきつつも
こうして作業をこなして行くうちに
自分がなぜガラスの世界に入ったのかの 
原始の感動の記憶も取り戻して行っているのかも

まさにリハビリです 笑


DSC_2533

その他の仕事:
◎焼き戻しの窯用の煙突付け準備
◎工房内部分の煙突そうじ(Yちゃんやってくれました~)






今回も長くなっちゃった
でも「工房修理メモ とても面白いです」と何人かの方に言ってもらったので
懲りずに書き続けます

お暇な方のみお付き合いを~!


つづく







なければならぬもの  仕事メモ ⑩

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今日は寒かった~。。。(おそらく外気温3度くらい?ひょえ~!)
まだまだ続く屋根仕事
やってて寒くて 涙出そうになりました 


DSC_2557


昨日と今日のお仕事メモ:

◎焼き戻し用の窯用の煙突取り付けのための
補強木枠作成
◎亜鉛引トタン防水カバー作成
◎木枠仮取り付け
◎部品接着
(溶解炉の煙突の時よりちょっぴり仕事早くなったかも♪)

本日はこれまで 

だってギャラリーも開けてましたので


本日は金曜日
DMを見た方や 営業ブログ見た方のみが知っているオープン日
お客様はそんなにいらっしゃらないかも。。。そう思っていたけれど

オープンしてみたら・・・・・

ちゃんとブログチェックしていらしてくださった常連さんや
ふらりといらしてくださった方
由仁町役場のイケメン職員さんが連れて来てくださった最近由仁町に越してきた
素敵なご家族等々

たくさんの方にお越しいただき

感謝感謝です


それぞれのお客様とちょこっとでしたがお話もでき
来年へつながる素敵な御縁もでき

幸せ~な1日でした



工房仕事してると
以前も書きましたが手がひどく汚れて
洗っても落ちません

今日はあんまりひどいので
指先に絆創膏をして隠してました (実家の母には恥じることないって言われましたけれどね。。。さすがにひどくって 笑)


でもね
絆創膏してると 指紋が隠れる

ということは

手で何かつかんだ時に すべるすべる

指に小さく細かく刻まれた溝である指紋が
何気ない動作で 普段 どれだけ大事なものなのかを痛感

人間の肉体とは本当に微細なところまでよくできてます

その仕組みや機能性に想いを馳せると
まさに神業

“神様が作りたもうものだ”と言っても大袈裟ではないと思えます


こんなに小さな部分である
指紋という溝でさえ
人間の行動には なければならぬものなのですね



この広い世界の中で
自分のしている事や生きている意味がちっぽけだと思えてしまう瞬間って

たまにあります



でも
絆創膏を貼った すべる手で一生懸命何かをつかもうとしつつ
どんな小さな部分でも
些細な存在でも

なくてはならぬものは世の中にないのだよな。。。


ぼんやりそんな事
思った日でした







とうとうやってきました 白い使者 仕事メモ⑪

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今日もギャラリーオープン日

でも来週は雪が降り続ける予報

ということは・・・・・
下手したら屋根仕事は全くできないかも。。。

焼き戻しの窯の方の煙突は 傾斜面ではないため後でいいや。。。
と 呑気に構えていたせいで
まだ煙突付けてませんでした

でも煙突がなければ 窯に火は入れられないのです


必然
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今日の営業前は 雪がそぼ降る中
ひょえ~!!!!!とかいいつつ
なんとか焼き戻し用の窯の
煙突取り付け補強木枠設置しました



今日はなんだか変なお天気で
晴れているけれど
風が強く 突然 みぞれが降ったり 雪が舞ったり
かと思うと また晴れたり・・・

白い使者たちが ふふふ と笑いながら屋根の上を舞ってました



暖房効いたあたたかい部屋の中からは 外は
想像できない寒さ

ましてや屋根の上は。。。。。 (体感気温0度以下というところか) 




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「こういう仕事好きです」 という記事以前書きましたが

撤回!

寒い中での作業はもう嫌だ~!!!涙


でも外仕事は
あと防水用の亜鉛引きトタンカバーをネジ止めし
煙突を取りつけるのみ


今週屋根が濡れてない時をねらって
がんばります!





あ~そろそろ火入れの日程も決めなきゃね。。。





でも一番の問題は
“ガラス吹く体になってない” という現実
心構え的にも 体力的にも

少し憂鬱



というのも

子育てしていた4年間 心底 心も体も 制作モードからはかけ離れ
なかなか作品を作りたい!生み出したい!という貪欲な欲求が戻って来ないのです

じゃぁ まだ子育てしてればいいじゃない・・・

自分にもそう問いかけたのですが

これ以上機器類や工房をそのままにはしておけなくて
工房運営の技術やノウハウがポロポロ自分の脳みそや体から抜けていく気がして
ちょっとでもリハビリを始めないと 自分がガラス屋さんに戻れなくなる恐怖心もあり。。。

同じような経験をした作家仲間のママさん達からは
「長いこと自転車に乗ってなくても 自転車に乗れなくはならないように
身に着けた技術は忘れないから」と言ってもらったり

または逆に

「復帰の最初の頃はね 同じようにはできないよ 全くできないと思っていた方がいいよ」と

アドバイスもらったり。。。


いろいろ考えた末の
この冬のリハビリ開始なのであります



でももう
復帰への道 
歩み始めると決めたからには 後戻りいたしません


弱音も吐きますが
それも正直な姿

面白がってくださる方のみ
珍道中になることは目に見えている 復帰への道
お付き合いくださいな 笑



すすめ すすめ 自分!






プロフィール

工房ワタリガラス

北海道の由仁町という町でガラス作家をやっております。冬はガラス屋さん 春から秋まで小さなクラフト&アートのギャラリー(テトテト)の店主をやっております。        
息子(テトさん・ニックネーム)の子育て落ち着くまで こんなペースでお仕事変わります。日々の暮らしのあれやこれ 自分の作品や工房の事、Gallery teto² の裏話等々綴っております。
*ギャラリーの営業情報は右下のリンクより飛んでお読みください。