ギャラリーの営業情報については18日の記事をご覧になってくださいね
2014年の4月19日は
ギャラリーオープン日となり 楽しく てんやわんやの1日となりました
詳しくは後日の記事で
本日は
ちょっと思い出話を・・・・
(長くなるので お暇な方のみお付き合いくださいね)
6年前の 4月19日
あの年から 私にとりこの日は しばらく 悲しい日 でした
さらにさかのぼる事 6年前
庭に子猫がひょっこりやってきたのもこの季節
「この子は去年の5月生まれだろう」
つれて行った獣医さんにそう言われたので
わたしはメイちゃんと名付け
先住猫のチトさんと2匹 わが家の住人(猫)となりました
それから3年ほどでチトさんが病気で天に召された後は
当時 子供のいなかったわたしとつれ合いにとっては メイちゃんはわが子同然
それはもう猫っかわいがりにかわいがっていたのです
病気もせず元気な子で とても頭が良く
犬のように 呼べば「にゃにゃにゃにゃ~」と鳴きながら
遠くからでも走り寄って来てくれるような とってもかわいい猫さんでした
何よりこちらの気分をよく察してくれて
わたしが落ち込んでいる時など ピタッと真横にくっついて座り
じーっと同じ方向を見つめていたりしてくれたのを今でも思い出します
そのメイちゃんが 6年前の4月19日の夕方
家の目の前の道路で車にひかれて亡くなってしまいました
今でも
あの年の4月19日のことは 鮮明に覚えているのに
突然やってきた別れや あまりの大きな悲しみに
その後しばらく どう過ごしたのかは思いだせないのです
確か・・・
なんとか普段通り生活はしていたし
悲しみも 1年経ち 2年経ち 薄れてはいったけれど
やはり4月19日が来ると 何年かは ぶわ~っと悲しい気持ちがよみがえりました
メイちゃんが逝ってしまった時
わたしは本当にいろんな人に助けられました
黙ってそばにいてくれた人
一緒に大泣きしてくれた人
メイちゃんを天国へ送る儀式につきあってくれた人
「行雲流水」と手紙に書いてくれた人
「肉体は無くなってしまったけれどメイちゃんはあなたのそばにいるんだよ」と話してくれた人
本当にたくさんの人がいろんな形でわたしの悲しみに寄り添ってくれました
起こる出来事にはすべて意味があるんだ
そう思えるようになったのも
そんな人たちのおかげかもしれません
おかげでわたしは だんだんこの日が辛い日ではなくなりました
それは時が悲しみを癒した…というのではなく
どこかしっかりとした確信のようなかんじで
メイちゃんとの別れを 体が自然に受け入れた・・・言い換えれば
腑に落ちた。。。この言葉が一番近いのかもしれません
今でももちろん 6年前の4月19日のことは悲しい出来事だけれど
今はちゃんとそばにメイちゃんを感じることができるし
あの日から起きたこと全てが繋がって 今に続いていると思えるようになりました
生きていると
とてつもなく悲しいことも起きる
でも とてつもなく素晴らしいことも 嬉しいことも 起きる
そして・・・
命あるものは
突然死んで 目の前からいなくなってしまう事だって起こるんだ
こうして文字にすると
その事実はわたしたちの人生にとり とても冷酷なもののように思えるけれど
でも それが真実
でも だからこそ 大切に思える存在が
今 自分のそばで生きていてくれること
愛せるということ
これは奇跡に近いことで
だから ちゃんと愛したり
こうして共に生きていられることに
深く深く感謝しなくては・・・
そう思えるようになったのです
2014年の4月19日
今日の夕方
メイちゃんの写真に向かって こう言いました
元気ですか?
わたしたちは元気です
今とっても幸せですよ
あれから たくさんの猫さんがやって来て そして チビさんもやって来て
今は失うのが怖い“大切なもの”だらけだけれど
これからもっと辛ことも起こるんだろうけれど
大丈夫
あなたがその身をもって教えてくれたことが
きっとこの先 わたしを助けてくれるから
6年間 一緒に生きてくれて
ありがとう
天国でも気持ちよさそうに寝てるのかしら・・・
本日は 大切な猫さん メイちゃん のお話 でした
・猫家族
ぐっと冷えるようになりました
北海道の秋は早足です
先日の営業日前
チビさんを疲れさせようと(お昼寝してもらうためね) 1キロ程離れた農家さんのKさんの家までお散歩
「え~あんまり遠くまで行きたくないよ」とぐずるチビさんに
「ポンちゃんに会えるかもよ」
と説得して
てくてく てくてく
ポンちゃんとは
我が家で現在一緒に暮らす3匹の猫のうち2匹のおかーさん猫であり
これまた別の1㌔程離れた農家さんとこへ居候しに行ってる
ゴンちゃんと言う猫の奥さん
(ポンチャンの子供4匹のうち2匹は突然いなくなっちゃって 今は2匹が残っているのです)
真ん中の白い猫がポンちゃん
まわりはみんなポンちゃんの子供たち
7年前の春
家の前で 当時一緒に暮らしていた愛猫のメイちゃん(過去の記事)を
車に轢かれて亡くした私達のもとに突然現れ
悲しみに沈んでいた私達を癒してくれました
うちに来てからは 2回出産し
2回目の4匹の子供らと共に
しばらく我が家の猫だったのですが
私が3年前に出産し 子育てにてんてこ舞いでいたら
「なんだか大変そうですね・・・食いぶち少しでも減らしましょ」と
実家(?)のKさんちへ戻ってしまったのです
その後も春先に突然戻って来たりしたものの
本人はもう子供らの事を覚えておらず(子供たちは覚えていて嬉しそうでしたが)
居心地悪そうで・・・
さっさとまたKさん宅へお帰りに
Kさんに会うたびに
「ポンちゃん元気ですか?」と聞いていたくらいで
なかなか会えずにいたので 遊びに行ったのです
ところが1㌔かけてチビさんとたどり着き
農作業をしているKさんに「ポンちゃんに会いに来ました~!」と言うと・・・
「あ~ポンちゃんね。。。春先に死んじゃったんだわ~。。。」という言葉
「もうおばーちゃんだったしね。。。」
「え~・・・そうだったんですか。。。」がっかりしている横で
私の気持ちを察したのか ポンちゃんをほとんど知らないちびさんが大泣き
「ポンちゃんに会いたかったよ~涙涙涙」
私の代わりにしっかり泣いてくれたので
手を引いて二人で帰って来ました
うちに来た時すでにご高齢だったぽんちゃん
うちに来る以前 Kさん宅で何度も出産し とっても上手に子育てして
うちからKさん宅へ戻った時には 避妊手術もさせたので
自分の子供ではないのに
他の猫の子供の面倒を 亡くなるまでよく見ていたそう
とっても素敵なおか―さん猫だったぽんちゃん
Kさん曰く
亡くなった時は ビニールハウスの中で
猫達のために敷いておいた藁の上で眠るように横たわり
その傍らに 子猫たちが寄り添うように寝ていたとか
Kさんが「ポンちゃんは死んじゃったんだよ」って言っても
子猫たちは離れなかったそう
本当に優しくて
ゆったりしていて
いいお母―さん猫でした
このブログは友人がたくさん読んでくれていて
実はポンちゃんの隠れファンは結構多いのです
みんなうちでポンちゃんの写真を撮って携帯の待ちうけにしてたなぁ。。。
そんなポンちゃんファンのみんなへのお知らせもかねて書きました
さよなら ぽんちゃん
ありがとう
あと少しの 冬眠中の細かな情報などは姉妹ブログの方で時たま更新中!
うちには (出入り自由なもので 笑) 随時3~5匹の猫がいる
冬期は5匹
家にずっといる3匹は
以前記事を書いた白猫ポンちゃん(前の記事)の子供の4匹のうち
カブと光晴(ミツハル) (カンちゃんとユキちゃんはいなくなっちゃいました)
そして3年ほど前 ふらりとやって来た子猫だった チビ
そして冬になると家に居つくのが
ごんちゃん(ポンちゃんの旦那さんでカブたちのお父さん)と新ちゃん(新之助)
新ちゃんはカブたちと仲が悪いので 一人寒い2階で寝てます
そのうち
それぞれのご紹介もいたしますが・・・
本日はカブちゃんの事
実はカブちゃん 足が3本しかありません
(後ろ左足がないの)
生後半年くらいの時
4匹の子供達は
ポンちゃんかーさんと一緒にうちで暮らしていたのですが
1週間くらいカブだけ姿が見えなくなりました
ある日炬燵の中に他の3匹の子猫達が入ろうとするたびに
中から「う~~~~」声が聞こえます
見るとカブが横たわっていて様子が変
炬燵から出すとちゃんと歩けません
後ろ足が片方だらりとして
もう機能していないように見えました
夜だったので 慌てて札幌の夜間救急動物病院へ車で
応急処置はしてもらいましたが
先生は
「おそらくこの足はもうダメだろうね 切ることになるとは思いますが
かかりつけの獣医さんと相談してください」
生後半年の子猫には過酷な運命
翌日近所の獣医さんの所へ行くと
まだ少しの希望があったので 抗生物質などをいただき しばらく様子を見ることに
戻ってきたカブが
お母さんのポンちゃんに甘えようと後ろ足を引きずりながら近づくと
「う~~~~~!」
なんとポンちゃんは ダメになりかかっている足から 腐敗臭のしているカブを
そばに寄せないように威嚇したのです
実は この反応は 自然の中で生きる動物にはあたり前のもの
もし外で腐敗臭をさせている子を
元気な子と一緒にそばに置いておけば
キツネなど子猫を捕る動物を寄せつけて
他の元気な子も危険にさらすことになるから
でもカブにはそんなことわかりません
必死に母猫に甘えようとするのに
ものすごい勢いで威嚇され
ただでさえ肉体的に辛いのに・・・
見ているこちらはもう気の毒で気の毒で
怪我の事もあったので
その日から3日間くらいは
私がつきっきりでカブを看病しました
もともとポンチャン母さんがいたので
子猫たちはそれまでそんなに私に懐いているほどではなかったのですが
ずっとそばにいて看病したからか
カブはその時から私にべったり
結局3~4日後に後ろ足は切断となりました
人間は3本しか足がないと「かわいそう」
まずそう思うかもしれませんが
元気になったカブは
自分が足がないことなんて全く気にしてません
3本足ですぐに上手に歩けるようになったし
今ではものすごく速く走れるし
部屋の中に作った天井近くのキャットウォークにだって登れます
どの子より喧嘩っ早くて気が強く
いつも よその猫を威嚇して 唸ってます
ネズミを捕るのも上手です
だた 木には登れないので
キツネが庭まで来る我が家では
夜 カブが家にいないと心配ですけどね
あれやこれや考えてしまう人間が
同じ状況だったら
カブのように生きられるかしら・・・
自分が失った機能について
嘆き悲しみ そこから立ち上がるのに
ものすごい苦労が必要になる
障害を負うまでも行かなくとも
何か大変な事があるたびに
私達って
自分の運命を悲嘆したりする事に長い時間をかける
いろいろ考えるから人間なのだけれど
カブを見ていると
あぁ シンプルだな 動物って
って思う
猫先生達
いろいろ教えてくれます ハイ
そうそう
足を切断して退院してきたカブを
ポンちゃんはまた ちゃんとお母さんとして面倒見てました 笑
腐敗臭がしなくなったから
危険だと思わなくなったのね
こういうところもシンプルです 笑
本日はラストに
まるで カブちゃんを描いたような素敵な絵本があるのでご紹介
MAYA MAXXさんの絵が力強くってとってもいい絵本です
実は私は大の猫好き!
ニャンコ先生達の事もっといっぱい書きたいのですが
猫好きが高じて家の前の道路に猫飛び出し注意の看板立てたら
捨て猫が増えちゃったことがあって・・・
あんまりここで猫の事ばかり書くと
また猫捨てる人増えたら嫌だな。。。と思ってあんまり書けないのです 笑
というわけで
また気が向いたら猫記事も更新しますね♪
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teto² 2016 ワークショップ参加募集
第1段
こぎん刺しのオーナメント作り
(ピンクッション型)
日程: 9月16日(金) pm1:00~pm5:00
場所: Gallery teto² にて
参加費用: お一人¥4000(材料費・お茶とお菓子付き)
夕方用事がある方や遠方の方のために長めに制作時間を設けております
早めに完成した方などは早めに帰られることも可能です
途中休憩時間を挟みます(tea time)
今回は手ぶらで参加していただけます
かごの部分は先生が参加人数分 麻紐で編んで作って来てくださいますよ~♪
*定員7~10名
(講師の先生には遠方からお越しいただくので 当ギャラリーの都合により
8月31日までに定員に満たなければ開催は見送られます)
参加希望の方は・・・・・
teto²に直接お電話いただくか(留守電の際は必ずメッセージに電話番号を入れてください)
姉妹ブログの方のコメント欄に
お名前とご連絡先(メールアドレスでもお電話番号でも)を書き込んでください
(コメント欄はこちらで承認しなれば公開されませんのでご安心を)
参加お待ちしております♪
詳しくはこの回の記事もご覧下さい
こちらをクリック
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つい先日まで 「寒い寒い 今年の夏は寒いね~」 と言っていたかと思ったら!
キタ~~~~~~ッ!という勢いで
いきなり真夏
我が家の毛皮族の面々 受難の季節です
あっちでのび~(ギャラリー看板ニャンコ 新之助)
こっちでのび~
(新之助と犬猿の仲 一番の新人 チビ)
写真を撮ろうとすると こちらをチラリと見て
いつもなら必ず何か一言二言言う彼らが
黙って再び目を閉じ
ひたすらのび~~~~
1か所で同じ体勢でしばらく寝ていると
自分の体温で床が温まってしまうのか
のそりのそりと起きだして
これまたのろりのろりと向きをを変え
またのび~~~~~
(お風呂の脱衣籠の中のモコモコ担当 光晴君)
人間だって こうも急に気温が上がると しんどいですが
毛皮着ている彼らよりはましなわけで・・・笑
でもこの真夏日
あっ!と言う間に終わっちゃうので
楽しまなきゃ!
あ~ひさびさの半袖 半ズボン 素足
つめたい素麺 夏野菜
ブルーベリー~♪
嬉し❤
本州はもっとお暑いのですものね~
皆々様
暑中お見舞い申し上げます
工房ワタリガラス
北海道の由仁町という町でガラス作家をやっております。冬はガラス屋さん 春から秋まで小さなクラフト&アートのギャラリー(テトテト)の店主をやっております。
息子(テトさん・ニックネーム)の子育て落ち着くまで こんなペースでお仕事変わります。日々の暮らしのあれやこれ 自分の作品や工房の事、Gallery teto² の裏話等々綴っております。
*ギャラリーの営業情報は右下のリンクより飛んでお読みください。