火を落として 落ち込みまくっていた時に
昔から作品を気に入ってお買い求めくださる常連のお客様から写真添付つきメールが。
「この写真と同じものありますか?あれば贈り物にしたいのでお返事ください」

その写真には以前お買い求めくださった
お酒を飲むための片口と ぐいのみ2個が写っていました。

(写真の作品ね♪
この写真は私が撮ったもの)
丁度 片口は同じものがひとつ在庫であり
ぐいのみも 火を落とす前に別の方に注文いただいていて作ったところだったので
「在庫あります」のお返事を。
翌週
そのお客様は 車で1時間ほどの町にお住まいなのに
ご夫婦でわざわざ由仁までいらしてくださいました。
ご所望の作品以外にも 追加で小さなグラスもお買い上げくださり
本当にありがたかった。
なんだか弱っている背中をさすっていただいたような出来事でした。
また
こんなお話があった少し前・・・
火を落とすかどうか 体調が崩れて悩んでいた時にも
友人からの紹介で
贈り物にしたいから花器を作ってほしいと制作依頼のお話をいただいていました。
そのお話には今回はお答えできそうになく 私からお断りしたのですが
その時も 「この先いつでもまだ頼むこともあるから 今回は体を最優先に♡」
と言っていただき
仕事を断る不安をお気づかいで払拭していただき
本当に良いお客様に支えられているな。。。と思ったものです。
(Sさんありがとうございま~す♡)
お客様だけでなく こんなお話しも。
ずっとおつきあいしていただいている東京のギャラリーで
4月下旬にグループ展に参加する予定だったのですが
火を落とした時に 作品がほとんどたまっておらず
これはすぐお仕事お断りしないと失礼だと思い 店主さんに電話し
「これまでの1カ月ほどで作った物しか出せないとご迷惑なので
DMをまだ作っていなければ 辞退させてほしいのですが…」と伝えると
「大丈夫ですよ~ 少なくても。 マナさんの作品 待っていらっしゃる方もいますし
ご無理のない範囲で送ってくださいね」と優しく言っていただき
こんな少量生産でも
作ったものをしっかりと誰かに届けられるだけ
制作したかいがあった。。。。。涙
そう思ったものです。
わたしの制作ペースは
子供ができる前までは 1年の間 2~3回窯に火を入れて
作りためたものを 火を消した期間に依託で販売していただくために 仕上げてお店に送ったり
自分で個展をして発表したりしてきました。
なので
どこかで 火を入れたからには それなりの仕事量をこなし
それを世に送り出さなければいけないと思って来ました。
(趣味でやっているのではなく 仕事としてやってきたので当たり前のことですけどね)
経費の上でも
環境を汚してまでする仕事なのか?という自分のモラルの上でも
無駄が多すぎる自分のスキルの上でも
その自分を縛って来た しばり的な気持ちは
こんな休み休みの今の自分の中にもちゃんとあって
時として自分を責めます。
「ちょっとしか作れないと
やる意味ないじゃない!
そんな少ない作品だけを発表するなんて恥ずかしい!」
でも
本当にそうだろうか?
少なくたって
それぞれの作品はその作品ごとに一生懸命作ったのだから
なにも一堝使い終える期間作ったものが揃わなくても
自信を持って世に送り出してもいいんだよね?
もちろん 今回 経費的には無駄も多かったけれど
その無駄を持ってして学んだことは多かったはず。
こんなふうにして最近
自分を縛っていた思いを
こういう温かい周りの方々やお客様のおかげで
優しくほどいていただいている気がします。
もちろんこういう縛り的意識は自分を律する上でも必要だし
一人自営業の私には こういう気持ち
なければうまく回して行けないというのもわかっているので
全否定はしませんけどね。
自分が作りあげてきた 自分に対してのルールや
身につけてきた価値観。
これは仕事をしていく上でだけじゃなく
生きて行く上で
自分を律したり 鼓舞したり モチベーションを上げる際に
とても大事なものではあるけれど
ある時ふと気がつくと
柔軟に物事をとらえられない原因や呪縛や足かせになっていたりします。
(変に気まじめで頭の固い自分は特に 笑)
今年の冬は
「これだけしか出来なかった・・・」
ではなく
「こういうものがつくれた」
という事実を 高評価も低評価もせずありのまま受け入れて
少量でも作れた作品達を
責任もって世に送り出してやろう。
と いうわけで今日もこれから
仕上げお仕事~♫
埼玉のお店に依託でお願いする分です。
がんばりま~す!
仕上げ仕事:
吹きあがったガラスの器やグラスの底を研磨し その白くなった部分を磨くというお仕事
上手な人だとこの仕事全然必要でないの。
平らなところに乗せて ガタガタもしてなくって 曲がらず吹けるから。
私はいつも3分の1くらいは なにもせず出荷できるけど
まだまだ 未熟だからこの仕事やらねばならぬ。。。(T_T)
自分を縛って来た呪縛については
仕事上のものだけじゃなく
生きて行く上で いつもつまずく原因になっていて
ここ何年も ずっとそれを手放したいと悩んでいるものでもあります。
これについては
あらためて記事書こうと思います。
昔から作品を気に入ってお買い求めくださる常連のお客様から写真添付つきメールが。
「この写真と同じものありますか?あれば贈り物にしたいのでお返事ください」

その写真には以前お買い求めくださった
お酒を飲むための片口と ぐいのみ2個が写っていました。

(写真の作品ね♪
この写真は私が撮ったもの)
丁度 片口は同じものがひとつ在庫であり
ぐいのみも 火を落とす前に別の方に注文いただいていて作ったところだったので
「在庫あります」のお返事を。
翌週
そのお客様は 車で1時間ほどの町にお住まいなのに
ご夫婦でわざわざ由仁までいらしてくださいました。
ご所望の作品以外にも 追加で小さなグラスもお買い上げくださり
本当にありがたかった。
なんだか弱っている背中をさすっていただいたような出来事でした。

また
こんなお話があった少し前・・・
火を落とすかどうか 体調が崩れて悩んでいた時にも
友人からの紹介で
贈り物にしたいから花器を作ってほしいと制作依頼のお話をいただいていました。
そのお話には今回はお答えできそうになく 私からお断りしたのですが
その時も 「この先いつでもまだ頼むこともあるから 今回は体を最優先に♡」
と言っていただき
仕事を断る不安をお気づかいで払拭していただき
本当に良いお客様に支えられているな。。。と思ったものです。
(Sさんありがとうございま~す♡)
お客様だけでなく こんなお話しも。
ずっとおつきあいしていただいている東京のギャラリーで
4月下旬にグループ展に参加する予定だったのですが
火を落とした時に 作品がほとんどたまっておらず
これはすぐお仕事お断りしないと失礼だと思い 店主さんに電話し
「これまでの1カ月ほどで作った物しか出せないとご迷惑なので
DMをまだ作っていなければ 辞退させてほしいのですが…」と伝えると
「大丈夫ですよ~ 少なくても。 マナさんの作品 待っていらっしゃる方もいますし
ご無理のない範囲で送ってくださいね」と優しく言っていただき
こんな少量生産でも
作ったものをしっかりと誰かに届けられるだけ
制作したかいがあった。。。。。涙
そう思ったものです。
わたしの制作ペースは
子供ができる前までは 1年の間 2~3回窯に火を入れて
作りためたものを 火を消した期間に依託で販売していただくために 仕上げてお店に送ったり
自分で個展をして発表したりしてきました。
なので
どこかで 火を入れたからには それなりの仕事量をこなし
それを世に送り出さなければいけないと思って来ました。
(趣味でやっているのではなく 仕事としてやってきたので当たり前のことですけどね)
経費の上でも
環境を汚してまでする仕事なのか?という自分のモラルの上でも
無駄が多すぎる自分のスキルの上でも
その自分を縛って来た しばり的な気持ちは
こんな休み休みの今の自分の中にもちゃんとあって
時として自分を責めます。
「ちょっとしか作れないと
やる意味ないじゃない!
そんな少ない作品だけを発表するなんて恥ずかしい!」
でも
本当にそうだろうか?
少なくたって
それぞれの作品はその作品ごとに一生懸命作ったのだから
なにも一堝使い終える期間作ったものが揃わなくても
自信を持って世に送り出してもいいんだよね?
もちろん 今回 経費的には無駄も多かったけれど
その無駄を持ってして学んだことは多かったはず。
こんなふうにして最近
自分を縛っていた思いを
こういう温かい周りの方々やお客様のおかげで
優しくほどいていただいている気がします。
もちろんこういう縛り的意識は自分を律する上でも必要だし
一人自営業の私には こういう気持ち
なければうまく回して行けないというのもわかっているので
全否定はしませんけどね。
自分が作りあげてきた 自分に対してのルールや
身につけてきた価値観。
これは仕事をしていく上でだけじゃなく
生きて行く上で
自分を律したり 鼓舞したり モチベーションを上げる際に
とても大事なものではあるけれど
ある時ふと気がつくと
柔軟に物事をとらえられない原因や呪縛や足かせになっていたりします。
(変に気まじめで頭の固い自分は特に 笑)
今年の冬は
「これだけしか出来なかった・・・」
ではなく
「こういうものがつくれた」
という事実を 高評価も低評価もせずありのまま受け入れて
少量でも作れた作品達を
責任もって世に送り出してやろう。

仕上げお仕事~♫
埼玉のお店に依託でお願いする分です。
がんばりま~す!
仕上げ仕事:
吹きあがったガラスの器やグラスの底を研磨し その白くなった部分を磨くというお仕事
上手な人だとこの仕事全然必要でないの。
平らなところに乗せて ガタガタもしてなくって 曲がらず吹けるから。
私はいつも3分の1くらいは なにもせず出荷できるけど
まだまだ 未熟だからこの仕事やらねばならぬ。。。(T_T)
自分を縛って来た呪縛については
仕事上のものだけじゃなく
生きて行く上で いつもつまずく原因になっていて
ここ何年も ずっとそれを手放したいと悩んでいるものでもあります。
これについては
あらためて記事書こうと思います。