由仁町 工房ワタリガラス 日々のあれこれ   

                                                                                        北海道の由仁町にある小さなガラス工房と小さなギャラリー                                                                 日々の暮らしの中でささやかだけど幸せをくれる                                                          そんな丁寧に作られた器やクラフト雑貨・アート作品を作家の手からあなたの手へ

 ・北の暮らし

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http://gallerytetoteto.blogspot.jp/

アイスバーン

2012_0208_144130-P1000078-2本州の皆様
そちらは 10年に1度の大雪だとか。。。

普段降らない土地での降雪は
いろいろなことを引き起こすもの

こういう日は出掛けるのを控えて 
おうちの中で街が真っ白になっていくのを
眺めるのもいいのでは。

出かけなくてはならない方はどうぞお気をつけて。



こちらはただ今こんな感じ
道路路面が雪でまったく見えない状態です。

1歳児を連れて晴れた日はこんな道をてくてく散歩
お日様が出ると さすが立春過ぎただけあって
陽が顔に当たるとそこだけポカポカと暖かいのですが
気温は今頃が最も低く(おとといはマイナス20度まで冷え込みましたわよ)
車によって圧雪され、また昼間少し溶けたり、それがまた夜凍ったりを繰り返し 
道路は トゥルットゥルッ の恐ろしい状態に。

俗に言う アイスバーン 状態です

この言葉 Eisbahn はドイツ語だそうですが、もともとの意味は 
“スケートリンク”  なんだそうな。
一見写真のように雪が積もって固まった路面だから
ザクザク キュッキュッ てな感じで歩けるかと思うでしょ?
それで油断して普通に歩こうと思ったら・・・1秒後にはお空を眺めていることでしょう。笑
フワッザクッの雪の下は鏡のような凍り路面



2012_0208_144947-P1000079-2なので わが家の1歳児くん
2度ほどあっという間に宙を舞い 
幸い怪我はありませんでしたが
すっかりお外へ行くのを嫌がるようになってしまいました。

とほほ

雪国の母親失格ですわね

この時期 なんとか冬や雪を嫌いにならないで
外で遊ぶよう しぜ~んに誘い出すのも大変です 笑


今 雪が降っている地域の皆様も
これから夜になって 
積もった雪が凍るところもあるでしょう

どうぞお気をつけあそばせ

追記 (道外の方へ)
ちなみに“ブラックアイスバーン”という言葉もありますのよ
意味は薄く氷の膜ができた 凍結路面のことです。
夜間などに 濡れただけの黒い路面かと思いきや・・・
あ~想像するだに恐ろしや。
黒くて(ブラック) 凍ってて(アイス) バーン!!!とならないよう
今晩の運転にはご注意くださいね!

では ごきげんよう

















お日様のチカラ

前回は「10年ぶりの大雪ですね」なんて書きましたが
なんと45年ぶりだったそうですね。 (おやおや!ぎりぎり生まれておりません)
皆さまどんなふうにお過ごしでしたか?


2014_0210_093500-DSC_0662-3立春を過ぎ
幼児(おさなご)の足取りのように 
日に日に 力強くたのもしくなっていくお日様のチカラ


最近スーパーで売られるようになった“豆芽トウミョウ)
買ってきて豆の少し上をカットして料理し食べて 
残った豆を水を貼ったパットに入れ
冬の間だけ台所の窓辺に作った
小さな植物のための棚に置いておいたら。。。

どーですか この生命力!
ぐんぐん伸びて あっという間にもとどおり♪
(最初の芽よりすこーし固いですがちゃんと食べれますよ)

春に向けてこれからますますパワーアップしていく
お日様のチカラ


極寒の時間もあとわずか(と思いたい)
 
この時期にだけ見られる美しい景色や現象
辛い時期だけど すぐに消えてなくなる 儚いものでもあります

厳冬期 小1時間程かかる通勤路を 逞しく通勤しているママ友が
「マイナス20度まで冷え込んで幻想的な風景が見られる田舎って悪くないと思える瞬間が多々ありました」
とメールをくれました

きびいしい寒さも忘れる美しさが
ここ北海道には たくさんあるんですね~
そしてそんなふうに感じられるのって素敵


2014_0210_114846-DSC_0665お部屋の中も
陽がさしている時間は
最近はポッカポカ

真っ白な雪の中
凍りついていたツルウメもどきの赤い実を
ちょっぴり取ってきて 飾ってみました

この花器すてきでしょ? 
(こちらももちろんGallery teto²のお取り扱い商品でございます)
こちらの作者である 陶工房 晴 さん
素敵なブログをやってらしてこちら☆
ぜひ見ていただきたいのが
カテゴリ デジブック「冬の窓」(今だからこそ見てほしい)

わたくしのブログ1月20日の記事でご紹介した
“氷の彫刻家”さん達の
それは素晴らしい作品が 
素敵な音楽とともに見られますよ

化粧 家形 花器
  鳴海はるえ(陶工房 晴) 

お日様のチカラが増えていくのとひきかえに見られなくなる冬の景色をあと少し味わいます





















天からの贈り物

深夜のオリンピック観戦で寝不足の皆さま
お寝坊さんになってはおりませんか?

この季節 早起きさんにはご褒美が

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天からの贈り物
こんな 宝石 が!
*注意:自分のものにしようとして 手にとったり 部屋へ持っていくと 消えてなくなってしまいますよ


2014_0211_074332-DSC_0670

木々たちは 霧氷(むひょう) と言われる
繊細なガラス細工のような
氷の結晶を身に纏い

寒さの中 すこし誇らしげ






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自然という芸術家は
なんて美しいものを
作り出せるのでしょうか








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本物のダイヤより
こちらの方が ずっとずっと 美しいと
思えてしまうのです






雪は天からの手紙―中谷宇吉郎エッセイ集 (岩波少年文庫)
中谷 宇吉郎
岩波書店
2002-06-18


正確に言うと 上の写真の結晶たちは 空から降ってくる 雪の結晶 とは違います
地上の水蒸気が冷やされてできたものです

空から降ってきた雪の結晶の造形美に心打たれ
その研究に生涯をささげた 物理学者 中谷 宇吉郎
彼の随筆集「雪は天からの手紙」


ずいぶん昔に読んで もう内容はしっかりとは覚えていないな~
雪や水蒸気の結晶をみつけるたびに 
また読んでみようかな。。。と思っています


本州に暮らすあなたへ
しんしんと冷え込んだ時  雪が降って来たら 
黒っぽい服を着て外に出て 服で降ってくる雪を受け止めてみてごらん
天からの手紙を見つけられるかもしれないよ


今週末も雪の予報 どうぞ皆様 ご自愛ください















シケレペチリ

みなさま こんにちは

なかなか暖かくなりませんわね~今年の三月
おお 春よ
おまえは チーター(水前寺清子)の三百六十五歩のマーチか!
と言いたくなります

それでもね 昼間 庭へ出ると毎日小さな春を見つけられますよ

鳥たちが姿を見せてくれるようになったのです
(冬の間はどこにいるのでしょうね~?)

冬の寒さにも負けず極寒の晴れ間にしょっちゅう来ていた
アカゲラさんは相変わらず常連で 
木の幹を 「脳天大丈夫?」 というくらいコンコンつついて餌の虫を探しているし
早々に姿を見せていたヒヨドリに続き最近は小さな小鳥たちもちらほら
コガラはすばしっこくてなかなか写真には撮れないな~

なんて思いながら散歩してると
おやおやどこかで誰かが口笛の練習をしているぞ。。。
だれだろう?
姿は見えないけれどもちいさな「ピ~プ~ピ~」という音が聞こえてきます

結局口笛の主は誰だかわからず 部屋へ戻り昼ごはんの支度をしていると
台所の窓から見えるツルウメモドキの枝に始めてお見かけする小鳥さん

図鑑を見てすぐにはわからなかったので ネットで調べたら・・・いましたいました
そして さっきの口笛の主もわかりました
(下の動画 出来れば音声大きめで聞いてみてくださいな 始めと終わりのテープのスイッチ音はご愛敬で)


一生懸命 口笛の練習しているみたいで かわいいでしょ?

動画のタイトル「ウソの鳴き声」とあるけど 
“偽りの鳴き声” って意味じゃもちろんないですわよ 笑

“ウソ”という名前の小鳥さんなんですって
なんかかわいそう・・・そう思って由来を調べたら“口笛”の事を昔はウソと言っていたそうで
さえずり声がまるで口笛のようだから こう名付けられたそうです

な~るほど

アイヌ語ではウソさんは「シケレペチリ」と呼ぶそうです (アイヌ語の響きってほんとに素敵♡)
“キワダの果実の鳥”という意味らしいです
その名の通り これから芽吹く桜なんかの花の蕾なんかも
パクパク食べちゃう食いしん坊さんでもあるらしので
群れでやってきたらちょっとお花も心配

ま、それも人間の勝手な思いですわね
食べつくされても きっと一つや二つ必ず残った蕾が花開いてくれるでしょう

寒さの中 小さな体で懸命に秋に残った凍った木の実をついばんでいる小鳥たち

やがて来る本格的な春を待っているのは人間だけじゃないんですわね
(どうか うちのハンター(ニャンコ)達に狙われませんように   祈らずにはいられません)
















東へ


みなさま ほんの少しのご無沙汰でございました

来月のギャラリーオープンを前に 
わが家の小さな人と 小さなふたり旅に出かけてきました

旅といっても 道東で暮らす妹家族の所へなのですが
小さな人にとり 4時間近く列車に乗り そこからさらに車で2時間弱 
ものごころついてから 4泊も外泊するのもはじめてのこと
どうなることか・・・多少不安はあったものの
あっという間の楽しい楽しい4泊5日でした

妹家族の暮らす町は北緯がほぼ同じなので
まさに 東へ 東へ 列車はひた走ります
車窓からは 野ウサギや鹿 シベリアから戻ってきた白鳥さん達を眺めつつ
列車は絵本の中だけでしか知らなかった 小さな人の頭の中で
イメージと現実の風景が重なっていくのが見てとれて なんとも微笑ましい


2014_0323_154314-DSC_0737前回の記事にあった 
我が父いわく“最果ての地”というイメージの土地
桜前線の終点地 根室にほど近く
街の人口より牛さんの数の方が多い町
桜が日本で一番最後に咲く地方ではありますが
ちゃ~んと 蕗の薹が顔を出しておりましたよ


2014_0323_155107-DSC_0740
白樺林の中の低い丘の上にぽつんと立つ素敵なおうち

この林 雪が溶けると かわいい小鳥やリスさんがやってくるのです



2014_0323_155254-DSC_0741
除雪道具はこんな小型ショベルカー

スケール感が違います!



2014_0322_092339-DSC_0703
妹の旦那さんは牛の獣医さん

こんなかわいい車が仕事用




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ヤギのユキちゃんがいたり  烏骨鶏がたくさんいたり(もちろん卵を食べるため)
ユキちゃんの前には牛のベー蔵もいて でもベー蔵は売られてゆき ちゃんとお肉は頂いたとか。。。まさにドナドナですわね!



2014_0323_155706-DSC_0742そして家の中にはこれまた 
にぎやかで楽しい4人の小さな人たちが!
彼らが朝から晩まで 
わが家の小さな人と遊んでくれたので
家事もせず私もの~んびり 
ゆ~っくりさせていただきました



妹のところの4人の小さな人々は
中学1年生を一番上に 2歳くらいずつ離れて5歳まで
男女男女

4人もいると“群れ”としてしっかり成り立っていて
見ていて関係性がとても面白いのです

妹は母として育ち盛りのハチャメチャな4人をしっかりまとめて束ねていて
いや~逞しい!
彼女とは2歳違いではありますが
子育てに関しては大先輩ですわね

子供らを叱りつけつつも ちょこちょこ 息抜きの方法や
昔の自分の苦労話なんかも聞かせてくれて

どっちが姉なんだか。。。笑



帰りの電車のなかで

2歳くらいの歳の差だと 

幼い時は
「自分は姉なんだからしっかりしなきゃ」とか 
逆に「姉なんだからちょっとおいしい思いしてもいいよね」とかって
いつの間にか歳が2歳上だというだけで そういうポジションを請け負わされてきたけれど

このくらいの年齢になると 
もう姉とか妹とかって関係ないよね~
一人の女性として 母として いろいろ尊敬できる 
友人みたいな でもやっぱり血はつながっているから 
友人とは違う意味でわかりあえるものを持っている存在として

しみじみ ありがたいな~ いてくれて 



そんなふうに思った 小さな二人旅のラストでした


また夏にね













プロフィール

工房ワタリガラス

北海道の由仁町という町でガラス作家をやっております。冬はガラス屋さん 春から秋まで小さなクラフト&アートのギャラリー(テトテト)の店主をやっております。        
息子(テトさん・ニックネーム)の子育て落ち着くまで こんなペースでお仕事変わります。日々の暮らしのあれやこれ 自分の作品や工房の事、Gallery teto² の裏話等々綴っております。
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