由仁町 工房ワタリガラス 日々のあれこれ   

                                                                                        北海道の由仁町にある小さなガラス工房と小さなギャラリー                                                                 日々の暮らしの中でささやかだけど幸せをくれる                                                          そんな丁寧に作られた器やクラフト雑貨・アート作品を作家の手からあなたの手へ

 ・制作をお休みしてるわけ

こちらは日々の雑多ブログです
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http://gallerytetoteto.blogspot.jp/

Gallery teto² ことはじめ

由仁町に暮らし始めて 早いものです。
今週末で15年。

ガラス工房を立ち上げるまでのお話は長くなるのでね。またこんどいたしますね。

工房を1年かかって作り 2011年秋まで約12年 ガラス作家として活動してきました。
その後妊娠、出産、育児のためと 現在まで活動をお休みさせていただいております。


ここ1年ほど いろいろな方に 「いつからお仕事に復帰するの?」
という問いかけをいただきます。

吹きたい気持ちは山々なのであります。
しかし、吹きガラスの工房運営は片手間では出来ないお仕事なのです。

一旦窯に火が入ると私の場合3~4か月24時間火を消すことはありません。
窯の温度は仕事をしていない時でも1200度ほど。
近所に買い物に行く程度の時間離れることは出来ても、基本は付きっきり。
毎朝仕事を始める1時間程前に1300度くらいまで窯の温度を上げ、
吹き始めたら 6~8時間はガラスを吹きます。
途中昼食で少しの時間窯を離れる時も、ほんの少し温度を下げる程度で
再開すればまた高温で仕事をします。
仕事が終わると、焼き戻しの窯の方は1~2時間かかって徐々に温度を下げ(これが手動)
寝る前に火を消すといったスケジュールです。
ガラスが溶けている窯の方はつけっぱなしです。

窯の温度管理は大変重要です。
温度が高すぎても低すぎてもガラスの生地の状態は変化してしまいます。
窯が最良の状態を保ちつつ、
しかも、自分のメンタル面も平常心でないと
集中していい作品を生み出すことができないのです。 
未熟者なのですよ わたし。
おはずかし。

まだまだ幼い我が家のちびさん。
日中面倒を見てくださる保育園のようなところに預けたとしても、
体調の変化や怪我などで呼び出される年齢です。

呼び出されても、窯の火はストーブのように消して出かけることはできません。
終了するにもある程度の時間が必要ですし
何よりも1300度もある設備を 場合によっては病院に行くからと
何時間も放置する  そんなことは出来ないのが現実です。

それに きっと 自分の仕事が中断されることや、
チビさんの様子が気になって仕事に集中できないことを
無意識にチビさんのせいにしてしましそう。


それはどうしても嫌だったので、思い切って2~3年お休みすることにしたのです。


そんな時ふと、自分の作品用に自宅にしつらえていた小さなギャラリーのことを思い出しました。

お休みの間、この空間を自分の作品用ではなく、
いろいろな作家さんの作品を紹介のできるギャラリーとしてやってみようかな。。。
 
お付き合いのあった“ギャラリー”のお仕事には もともと興味があったし
ギャラリーさん側の気持ちも知ることができるだろう。。。

それに 残っている自分の作品を展示しつつも
12年間活動してきた間に知り合ったたくさんの作家さんの作品や
自分が使ってみて使いやすかったり気に入った雑貨、
道内でひっそり頑張っている作家さん達の作品などを
小さくても気に入った空間で 丁寧に紹介したいな。。。


そんな気持ちから少しづつ準備をし
2013年9月から Gallery teto² をはじめましたとさ。


ギャラリーことはじめ も長くなりましたね。笑

お付き合いありがとうございました。
2013_0909_161649-DSC_0366
なぜ ギャラリーの名前が teto²(テトテト)なのかは 訪ねて来てくださった方にだけこっそりお教えしますわね。うふふ。





















































3年という月日

                                                                 
                    9月
 長月  
                 Gallery teto² Open Day
                 
                                            6(土)・7()・13(土)・14()・15()・20(土)・21()・27(土)・28(

         *営業時間はpm1:00~pm5:00ですが日によって変更もございますので必ず当ブログにてご確認ください

     
                                         
                    
住所:由仁町山桝995番地
         
               27
土)・28(日)   午後1時~午後5時


ひと雨ごとに寒くなる今日この頃

朝晩は7℃くらいまで冷え込むことも

ほんと北海道って秋が短いのです



夏の間やろうと思っていた ガラス工房の片づけ
今日と明日  つれ合いに休みをとってもらい
チビさんを見ててもらって やっと始めました
2014_0922_144103-DSC_1578
これがわたくしの仕事場 ワタリガラス工房でございま~す  大家さんと一緒の手づくりです(トタン張りは自分でやりました~)
ほったらかしにされて草ぼうぼう 木が生い茂ってうっそうとしちゃってます ごめんよ~工房!

妊娠がわかり 危ない仕事なので 窯の火を落としたのが ちょうど3年前の今頃

その後2カ月ほどは なんとか片づけ仕事をしていました
しばらく仕事をお休みにすることになるので 煙突を外し屋根に蓋をしたり
錆びてしまう道具などはオイルを塗って仕舞ったり
精密機器類は極寒の工房に設置しておけないので
配線をはずして家の中へ入れたり・・・

いくらやっても片づけ仕事は残っていて
でも悪阻(ツワリ)もあったのでなかなか進まず
しかも寒さが厳しくなってきて 
電気の契約も切った暗くて寒い工房では出来る仕事も限られ
最低限の片づけをしたまま 
わたくしの大事な工房は長い長い冬眠に入りました

掃除もろくにしないまま
まるで 今までそこで仕事をしていたかの様な ちらかりよう
2014_0922_144528-DSC_1579
ずっとずっと心の中では 
早く せめてきちんと掃除をしてあげたい
次に仕事をはじめられる程には完ぺきでなくても
蜘蛛の巣だらけの廃墟のような工房を覗くたびに
心苦しく。。。。。悲しく。。。。。


でも妊娠中はもちろん 出産後は 
汚れた工房をきれいにする気力と体力は
わたくしには残っておらず 優先順位でいつも後回しになり
そして3年という長い月日が経ち 
やっと今日 愛する仕事場である工房にじっくり時間をかけて入りました

窓を開け放ち 蜘蛛の巣を少しだけ払い 箒で床を掃き
道具棚は野ネズミの巣となっていて 新聞紙や草などで器用に作られたかわいらしい巣と
ものすごい数のくるみの殻 そして糞も。。。。。悲
それだけでなく 物置と化していた工房には いろいろなものが置かれていたので
それを少しづつ片づけつつ 
明日に向け ようやく今後の細かい片づけの予定が立てられるほどにはなりました



工房が「やっと戻ってきたね」と言ってくれたような気がしました
「まだ 戻ってはこれないんだ でも 
少しでもましな状態であと少し待っててもらえるよう この秋の間にがんばるからね」
そう言いました

2014_0922_152010-DSC_1581壁には3年前の9月のカレンダーがかかったまま

 
もう3年という月日が流れたのか。。。。。
早いな~



本当に自分は ここで またガラスが吹けるようになるんだろうか・・・
時が経つたびに不安が大きくなり 苛立ちも増しているけれど

今日 シャッ シャッと ひとり 箒で工房の床を掃きながら
「いや 不安になるんじゃなくて 
きちんと準備して その時が来たら また必ずガラスを吹くんだ!」

そう強く強く心に誓ったのでした


というわけで まずは片付けね
明日もがんばりま~す











































3年という月日 part2

                                                                 
                    9月
 長月  
                 Gallery teto² Open Day
                 
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住所:由仁町山桝995番地
         
               27
土)・28(日)   午後1時~午後5時


昨日に引き続き
工房のお片づけ


3年前 妊娠してからは 頭がすっかり出産のことでいっぱいで
窯の火を落とした 当時のことや その後の工房内のことも 記憶があいまいで
チビさんが2歳になる今年まで どっぷり子育てモードだったわたくし

お恥ずかしい話 仕上げれば作品としてみなさまにお見せ出来る作品が
在庫としてどれだけあるのかも きちんと把握しておりませんでした
(昨年やきもの市にも出たのにね~。。。。。)


ギャラリーにいらしてくださったお客様には
「もうわたしの作品はここにあるだけなんです」と断言し
「あら残念ね~」とおっしゃってお買い上げくださった方も多数いらっしゃいました

ですが・・・
まだほんの少しですが工房に在庫がありました(ご ごめんなさ~い!!!)

掃除していて隅に積まれた在庫箱を発見
なんでこんな隅っこに仕舞っちゃってたんだろう・・・???
記憶は忘却の彼方。。。


でも仕上げる時間がなかなか取れないので
ギャラリーに並ぶのはもう少し先になるかと。。。。。今年中は難しいかしら?

次回いらしたときに前回なかった作品が並んでいても
どうぞお許しください




今日は工房周りの伸びた木を伐採


3年という月日は 
ヒバやクルミなど成長の早い木だと3メートルほどになっていて
いつの間にか西側の窓から恵庭岳が望めなくなるほどに

これじゃ 工房が真っ暗になるわけだわ。。。。。
窓の前の密集して生えてしまったヒバさん達に
「ごめんね 切らせてもらうよ」とあやまりつつ 
窓から景色が見える程度に何本か切り倒しました

2014_0923_173757-DSC_1595
すると風通しも良くなって 開け放した窓から新しい空気が工房に入り 
それだけでも なんだかほっとしました



工房周りだけでなく 中のいろいろな道具類も 蜘蛛の巣や錆に覆われ
もう少しきちんとしまっておかないと
復活の日まで持ちそうにありません

いろいろ書き散らかした仕事用の製作メモも
3年も経って読むと
「?  ??   ???」と何が書いてあるのかわからないものもあったりで
頭の中に留めてあるだけではきっと忘れてしまうと書いたはずなのに
仕事モードでない今の自分の頭ではまるで外国語のようで 笑


たった2日ではほとんど何もできないことが よ~く解りました

先ずは作品の在庫をきちんと仕上げて 残りは片付け
工房内に残っている設備も1年に2度ほどは試運転できるような状態でパッキング

蜘蛛やネズミの巣は仕事していなければ作ってしまうのは仕方ないので
せめて大事なものが彼らの糞で汚れないように片付けておく

あぁ…この調子だと冬までかかりそう(だってやれるのは平日のチビさんの昼寝時間だけですもの)


でもね
こうしてほんのちょっとでも工房の片づけが出来たことで
いろんな気持ちの整理もできました


それに何より この仕事場が自分にとり大切な場所であることが再確認できました


ひたすらガラスを吹いていた頃は 
自分の好きな仕事が出来る幸せはもちろん感じていたけれど
ガラスを吹くことが出来なくなってみて 
その頃がどれだけ幸せだったのかあらためてわかった気がしています


大切な仕事場のお片づけ
この先寒くなるまでまだまだつづきます


気が向いたら たまにレポートいたします



では本日はこのへんで


















































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